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自分の価値を最大にするハーバードの心理学講義 読書感想 総集編

 自分の価値を最大にするハーバードの心理学講義 読書感想 総集編

 これまで書いてきた『自分の価値を最大にするハーバードの心理学講義』の読書感想をまとめてみました。

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自分の価値を最大にするハーバードの心理学講義

ブライアン・R・リトル【著】

児島 修(こじま おさむ)【訳】

 本書は『パーソナリティ心理学』を基に様々な事柄を見つめなおすことができます。自分の性格を理解する。価値基準を豊富に持つことの重要性。本来の性格と違う性格でいることでどういうことが起きるのか。また自分と違う性格でいることの疲労をどう回復するのか。性格が寿命に与える影響。生活する場所の適正などを知ることで自分の価値を最大に生かすための本です。

もくじ

第1章『あなたを閉じ込めている檻 〝メガネ〟を変えて世界を見る』

raikuhon.hatenablog.com

 第2章『「自分の性格」を理解する 5つの要素で適正がわかる』

raikuhon.hatenablog.com

 第3章『別人を演じる 大切なもののために性格を変えるということ』

raikuhon.hatenablog.com

 第4章『「タマネギ」か「アボカド」か 場に合わせるか、信念に従うか』

raikuhon.hatenablog.com

 第5章『主体的に人生を生きる 運命はどのくらいコントロールできるのか?』

raikuhon.hatenablog.com

 第6章『性格は寿命も左右する すべてを勝負にする人、しない人』

 

raikuhon.hatenablog.com

 第7章『クリエイティビティは「才能」ではない 独創的な人ほど性格が悪い?』

raikuhon.hatenablog.com

 第8章『住んでいる場所が「生活の質」を決める SNSで回復する人、疲れる人』

raikuhon.hatenablog.com

 第9章『「パーソナル・プロジェクト」を追求する 人生をかけて達成したいことを見直す』

raikuhon.hatenablog.com

 第10章『自分を変える挑戦 幸福な人生を自分でつくる』

 

raikuhon.hatenablog.com

 訳者あとがきより

 柔軟なものの見方で世の中をとらえ、ときには自分の枠を超えることで、私たちはより豊かな人生を歩むことができるようになるのです。

好きこそものの上手なれ

 好きと上手くいかないものをつなげてみる

 好きなモノはありますか?

 趣味でもなんでも

 その好きなことを

 上手くいっていないものと

 紐づけすると上手くいくようになるかもしれません。

 

 今回の読書では

 上手くいかないことへ

 好きなモノを紐づけすると

 解決するヒントになるという内容に

 興味を持ちました。

本日の読書

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自分の価値を最大にするハーバードの心理学講義

ブライアン・R・リトル【著】

児島 修(こじま おさむ)【訳】

歩くヒントになる言の葉

 その人が慣れ親しんだ領域をアイデアの源にして、輝きを失ったプロジェクトに新たな光を当てるというものです。

物事は共通するものが意外とある

 本書には、軍の大佐が

 自らが慣れ親しんだ

 アイスホッケーを

 自身の問題と紐づけ。

 解決のヒントを得て

 解決へと導きました。

 

 この内容を読んでいて

 実体験で似たような出来事を思い出しました。

 

 職場で

 海外の学生さんと

 一緒に仕事をしていた時のこと。

 

 学生さんの一人が

 鬼滅の刃にはまっていて

 仕事を楽しく進ませようと思い

 鬼滅の刃に出てくる

 〇〇の呼吸と

 『全集中』という言葉を

 よく仕事内容に当てはめていました。

 

 「Aさん!ここは〇〇(業務内容)の呼吸を使って!」

 とか

 「忙しいね!今日は全集中で!」など

 

 そうすると

 「〇〇(業務内容)の呼吸!一の型!」や

 「集中!集中!」と

 楽しそうに一生懸命にやってくれました。

 

 好きなことを取り入れてやってみると

 大変な時や忙しい時

 また上手くいかない時に

 いい方法や上手く乗り切るチカラになると思います。

 

 今回の読書で

 好きなものを他のものに取り入れることは

 問題解決につながると知ったので

 この方法は今後も

 使っていきたいと思いました。

 

 最後まで読んでいただき

 ありがとうございました。

 

 本読みで好きと問題の紐づけ方法を探そう!

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2通りの目標の始まりかた

目標の始まりから見てみる

 誰もが目標を持っていると思います。

 それも1つだけではなく

 大きな目標から日々の目標まで

 様々な目標を持っているはずです。

 

 その目標のなかで

 有意義に取り組んでいる目標と

 イヤイヤやっている目標がありませんか?

 

 目標への取り組み方に

 違いがあるのは何故でしょうか?

 

 今回の読書で

 目標に対する取り組み方や

 目標の方向性の修正が

 必要なこともあるというのが

 わかりました。

本日の読書

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自分の価値を最大にするハーバードの心理学講義

ブライアン・R・リトル【著】

児島 修(こじま おさむ)【訳】

歩くヒントになる言の葉

 そもそもダイエットは彼女の自発的な意思で始まったプロジェクトではなく、まわりの圧力に屈する形で始まったのです。彼女は、運動をしなければまた以前のように太ってしまうと不安に感じ、痩せなければ〝ボーイフレンドをつくる〟という真のプロジェクトを成功させられないと考えています。

目標への方向性は当たっているのか?

 なぜその方向へ走り出したのか?

 目標を追いかけるためか。

 はたまた

 何かに追い立てられて逃げるためか。

 

 人はそれぞれ

 目標達成への計画と行動

 (パーソナルプロジェクト)を

 いくつも持っていると

 本書にはあります。

 

 小さいものからすれば

 「料理をする」

 「忘れずごみ出しをする」

 

 大きいものであれば

 「家を建てる」

 「結婚をする」

 

 など日々の活動から

 人生の決断まで様々です。

 

 その計画と行動は

 1つのようでいて

 つながっていることもあるそうです。

 

 例えば以下の

 計画と行動を持っているとします。

 

 1、毎日散歩をする。

 

 2、楽しめる趣味を見つける。

 

 3、小さい子が興味あるものを調べる。

 

 4、地域の活動に参加する。

 

 5、定期的に健康診断を受けに病院へ行く。

 

 以上の行動と計画を持っているとしたら

 どういった目標が想像できるでしょうか?

 

 おそらく

 「健康に老後の人生を楽しく暮らす」でしょう。

 

 小さな計画や行動の集まりが

 その人の目標や価値観につながるようです。

 このことも今回の読書で面白いと感じる部分でした。

 

 計画と行動が

 本来の目標と

 つながっていないパターンも

 あるようです。

 

 本書にあったもので言うなら

 目標に対して〝ダイエット〟を計画し

 ジムに通うという行動をしたとします。

 

 Aさんは目標である

 〝競技で最高のパフォーマンスを発揮するため〟

 

 Bさんは、目標である

 〝ボーイフレンドをつくるため〟

 

 Aさんはプロのスポーツ選手で

 〝競技で最高のパフォーマンスを出す〟という

 目標のために〝ダイエット〟に取り組んでいる。

 周囲もそんなAさんを

 応援、援助してくれている。

 

 Bさんは周囲からの圧力に屈して

 〝ダイエット〟を始めました。

 〝ダイエット〟をしないと以前みたいに太ってしまう。

 痩せていないと〝ボーイフレンドをつくる〟という

 目標達成ができないと考えています。

 

 どちらの〝ダイエット〟も

 有意義で幸せを感じるための行動に

 なっているでしょうか?

 

 Aさんは自主的に

 〝ダイエット〟をすることで

 パフォーマンス向上も感じ

 目標達成の可能性を高められる。

 周囲も応援してくれている。

 有意義で幸せを感じられる環境と

 言えるのではないでしょうか。

 

 Bさんは周りから言われて

 〝ダイエット〟を始めています。

 やらなければ太ってしまうという不安と

 自身は本当はやりたくないことを

 やっているというストレスを抱えながら

 〝ダイエット〟を行っている。

 これでは、有意義でもないし

 幸せに感じているとも思えません。

 

 さらに〝ボーイフレンドをつくる〟という

 目標も〝ダイエット〟と必ずしも

 結びつくとは思えません。

 

 〝ボーイフレンドをつくる〟という

 目標であれば、出会いを求めた方がいいと考えます。

 

 好きになるタイプは人それぞれです。

 痩せていなくても〝ボーイフレンドをつくる〟ことは

 可能だと感じます。

 

 目標を持った時

 それは自分の中から発生したものか

 周囲から言われたから始めたのか

 では取り組み方も違ってくると思います。

 

 また、行動と計画が目標の方向に

 ちゃんと向いているのかを確認することも

 大切だと感じました。

 

 目標をもったなら

 行動と計画が

 目標に見合っているかを

 確認することが大切!

 

 最後まで読んでいただき

 ありがとうございました。

 

 本読みで目標へ向けての道しるべを探そう!

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理想の場所を作る

 理想の場所を求めて…

 今、住んでいる場所が

 理想とかけ離れていて引っ越したい。

 すぐに簡単に引っ越すなんてことが

 出来ればいいのですが

 ほとんどの場合は

 学校、仕事、様々な都合で

 難しいでしょう。

 

 理想の場所に住みたい。

 それを今住んでいるところで

 可能にする方法はないのでしょうか?

 

 今回の読書で

 印象に残ったことは

 理想の場所つくりに

 サイバースペースが役立つということです。

本日の読書

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自分の価値を最大にするハーバードの心理学講義

ブライアン・R・リトル【著】

児島 修(こじま おさむ)【訳】

歩くヒントになる言の葉

 ツイッターフェイスブック、ユーチューブをはじめとするサイバースペースの台頭によって、パーソナリティや個人的な嗜好を反映する環境をつくることは可能になるかもしれません。

色んな生活にそれぞれの理想を加えてみる

  1つの環境が万人の

 生活の質を上げる環境にはならない。

 

 沢山の人と交流を楽しむ。

 多様性や刺激ある生活に

 幸せを感じる。

 

 少数の人と関係を深めることに安心感を抱く。

 ゆったりと自然に囲まれて静かに暮らすことで

 幸せを感じる。

 

 極端な言い方をすると

 都会に住むか。

 田舎に住むか。

 

 どちらに住むとしても

 幸せに感じる人もいれば

 しっくりこない人もいる。

 

 もしも今の住んでいる環境が

 しっくりこない場合。

 心休まる場所をつくるには

 どうすれば良いのか? 

 

 そこで本書では

 サイバースペースの活用が

 心休まる場所

 快適な環境つくりに

 役立つのではないかと書かれています。

 

 例えば

 家でコーヒーを飲みながら

 読書をしたとします。

 

 そこに

 ユーチューブを使って

 カフェに流れているような

 BGMを再生しましょう。

 

 そうすると気持ち的には

 カフェにでもいる気分になれます。

 

 家という場所にいながら

 カフェという場所にいる感覚に浸れる。

 

 今度は

 昼寝をしながら

 波が押し寄せる音を

 流してみましょう。

 

 目を閉じると

 海辺で昼寝をしているような

 感覚になるでしょう。

 

 人ごみで疲れた日は

 しずかな風景を動画で見てみる。

 

 孤独感を感じたなら

 にぎやかで沢山の刺激があふれる

 大都市の光景を見てみる。

 

 今回は住んでいる環境を主に取り扱った

 内容になっていましたが

 サイバースペースを使った

 理想の環境つくりというのは

 住む環境だけでなく

 将来やってみたいこと

 先々に就きたい仕事

 買ってみたい物など

 さまざまな理想を仮想体験できると

 思います。

 

 そうすることで

 モチベーションをあげることも

 良いのではと感じました。

 

 ただしあくまで仮想の環境なので

 それだけで住んでいる世界を作り上げるのは

 不可能です。

 

 サイバースペースに依存しすぎると

 現実にネガティブな感情を抱いて

 現実に意識が戻った時に

 幸福感を得られないようになると思います。 

 

 サイバースペース

 現実に理想的な環境をつくる

 補助的な役割り。

 そういった使い方が良いと感じました。

 

 最後まで読んでいただき

 ありがとうございました。

 

 本読みでいまの環境に理想をプラスする方法を探そう!

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クリエイティブな発想を持った人だけでは実現しない

思考と行動の両方があってこそクリエイティブな発想はこの世に生まれる

 次々と新しい発想を思いつく人

 クリエイティブな発想をする人って

 すごいと思いますよね。

 

 新しい発想を思いつくことは

 時にはすごいと感心、感動します。

 感心や感動を与えるクリエイティブな発想。

 

 今回の読書で

 クリエイティブな発想が

 この世に生を受けるまでの

 認識を改めるきっかけになりました。

本日の読書

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自分の価値を最大にするハーバードの心理学講義

ブライアン・R・リトル【著】

児島 修(こじま おさむ)【訳】

歩くヒントになる言の葉

 クリエイティブなヒーローが、ときとしてあっと言わせるような方法で周りに影響を与えているのは事実です。しかし彼らはまた、補完的なパーソナリティをもつ他者に支えられているからこそ、革新的なプロジェクトを実現できるのです。

思いつく人と作る人

 クリエイティブは人の定義を

 著者のブライアンさんは

 「クリエイティブな人とは、

 新規かつ実用的な

 アイデア、モノ、プロセスなどを

 作った人」だとおっしゃっています。

 

 単に目新しい

 もしくは単に実用的だけではなく

 その両方がそろっているものを

 クリエイティブは発想というそうです。

 

 そんなクリエイティブな発想をする人は

 とくに社交的ではない。

 人の集まりに積極的に参加するタイプでもない。

 要求が厳しい。

 自己中心的。

 物怖じしない。

 悩みや不満を包み隠さずに表現する。

 など組織内で様々な摩擦を生む傾向があるようです。

 

 クリエイティブな発想は

 発想の段階ではまだ

 この世に実現していません。

 

 クリエイティブな発想を

 思いついたとして

 多くの場合

 一人で実現することは

 不可能に近い。

 

 クリエイティブな人は

 上記の性質を持っているため

 組織内で協力を得ることが

 難しいと考えられます。

 

 そこで

 発想を実現するために重要なのが

 周りのサポートしてくれる人だと

 本書には書かれています。

 

 クリエイティブな人に

 ついていきながら

 発想を実現する。

 

 頭の回転が速く

 要求が厳しく

 悩みや不満を包み隠さずに表現する。

 

 そんな人についていくことは

 なかなかすごいことのように感じます。

 さらに実現させるのですから

 発想はしていないにしても

 それもものすごい能力と

 言えるのではないでしょうか。

 

 クリエイティブなアイデア、モノ、プロセスが

 この世に生を受ける場合。

 

 脚光を浴びるのは

 発想をした人だけということは

 多いように感じます。

 

 発想を実現させた人もいる。

 それを忘れないようにしたいと思いました。

 

 これは多くの社会に当てはまるように感じます。

 周りにクリエイティブな発想をする人がいたとして

 比較して落ち込むことがあるかもしれません。

 

 しかしそのクリエイティブな発想を実現しているのは

 案外、あなたなのかもしれません。

 

 発想も

 サポートできるのも

 どちらが上位というものはない。

 役割が違うだけ

 どちらもすごい!

 

 最後まで読んでいただき

 ありがとうございました。

 

 本読みで役割りの大切さを知ろう!

自分の価値を最大にするハーバードの心理学講義 [ ブライアン・R.リトル ]