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自分の価値を最大にするハーバードの心理学講義 第6章 『性格は寿命を左右する すべてを勝負にする人、しない人』

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自分の価値を最大にするハーバードの心理学講義

ブライアン・R・リトル【著】

児島 修(こじま おさむ)【訳】

第6章『性格は寿命も左右する すべてを勝負にする人、しない人』から印象に残った文章

 いつも時間に追われていたり、慌ただしくしていたり、状況をコントロールしている感覚をもつことは、必ずしも健康に直接的な悪影響をおよぼすものではないのです。健康に悪影響を与えているのは、これらの表面的な特徴ではなく、根底に潜む「敵意」です。

敵意ある勝負と楽しむ勝負

 本章では、同じ性質の性格でも

 健康に悪い場合とそうでない場合があると言います。

 

 違いは「敵意」を持って接しているかどうか。

 

 「敵意」があると行動が極端になり

 自律神経系が覚醒してストレスが増加する。

 ストレスの増加が健康に悪影響を与えるようになる。

 

 勝負事はもちろん。

 日々の生活でも「敵意」を

 持つことはあります。

 

 誰かと意見が食い違ったとき。

 予定外のことが起きたとき。

 人以外の物でも思ったようにいかないとき。

 

 自分の把握できないことが起きたときに

 人は「敵意」を持ちやすいようです。

 

 「敵意」を持って生活をすると

 いつもイライラすることになり

 自由に生きられていないように感じる。

 そんな生活は誰でも嫌だと思います。

 

 本章には

 勝つという意識よりも

 楽しもうとすることが

 健康には良いと書かれています。

 

 勝負の勝ち負けは

 勝つ人と負ける人の両方が必要です。

 自分以外の相手次第で

 状況が変わってしまうことがあります。

 結果的にコントロールできない場合があります。

 

 対して楽しむことに関しては

 勝負で相手がいたとしても

 どう楽しむかは自分が決められます。

 楽しむことは、どんな時でも

 目的を変えられコントロールできます。

 

 日々のできごとも

 楽しむ視点をもつことで

 イライラを減らせるように

 思います。

 

 そして「敵意」や「イライラ」を

 心の中に感じてしまったとき。

 

 心の中で「ストップ!」と叫ぶことで

 嫌な感情の流れを止めることができると

 本章で紹介されています。

 

 「ストップ!」と似ていることで

 自分自身が去年から

 実践していることがあります。

 

 イライラや負の感情が

 出てきていることに

 気が付いたら。

 

 「やばいやばい、ごみバケツになろうとしている」と

 心の中でつぶやくことです。

 

 これは、以前よんだ本

 『あなたの心の「ごみバケツ」を空にする本』から

 得た方法です。

 

 その本では

 周囲に自分のイライラを

 当たり散らす人のことを

 『ごみバケツ』に例えています。

 

 『ごみバケツ』が『ごみ(イラ立ち)』を

 あたりに撒き散らす。

 

 イライラしている人を『ごみバケツ』に

 イラ立ちを『ごみ』に例ているのが

 とてもユニークで面白いと感じます。

 

 この『ごみバケツ』の例えも

 考えてみれば「敵意」を自分なりに楽しむ方法ですね。

 

 イライラしたら

 そのイライラを

 コントロールできるよう

 工夫できないか

 考えてみることが大切なんだと

 気が付きました。

 

 最後までよんでいただき

 ありがとうございました。

 

 本読みで「思いもよらないこと」を

 楽しめる工夫を探そう!

 

 以下は、「敵意」に対処するヒントになる本

 『あなたの心の「ごみバケツ」を空にする本』の読書感想です。

 

raikuhon.hatenablog.com

 

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