本を訪ねる

読書は自分を知る旅

クリエイティブな発想を持った人だけでは実現しない

思考と行動の両方があってこそクリエイティブな発想はこの世に生まれる

 次々と新しい発想を思いつく人

 クリエイティブな発想をする人って

 すごいと思いますよね。

 

 新しい発想を思いつくことは

 時にはすごいと感心、感動します。

 感心や感動を与えるクリエイティブな発想。

 

 今回の読書で

 クリエイティブな発想が

 この世に生を受けるまでの

 認識を改めるきっかけになりました。

本日の読書

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自分の価値を最大にするハーバードの心理学講義

ブライアン・R・リトル【著】

児島 修(こじま おさむ)【訳】

歩くヒントになる言の葉

 クリエイティブなヒーローが、ときとしてあっと言わせるような方法で周りに影響を与えているのは事実です。しかし彼らはまた、補完的なパーソナリティをもつ他者に支えられているからこそ、革新的なプロジェクトを実現できるのです。

思いつく人と作る人

 クリエイティブは人の定義を

 著者のブライアンさんは

 「クリエイティブな人とは、

 新規かつ実用的な

 アイデア、モノ、プロセスなどを

 作った人」だとおっしゃっています。

 

 単に目新しい

 もしくは単に実用的だけではなく

 その両方がそろっているものを

 クリエイティブは発想というそうです。

 

 そんなクリエイティブな発想をする人は

 とくに社交的ではない。

 人の集まりに積極的に参加するタイプでもない。

 要求が厳しい。

 自己中心的。

 物怖じしない。

 悩みや不満を包み隠さずに表現する。

 など組織内で様々な摩擦を生む傾向があるようです。

 

 クリエイティブな発想は

 発想の段階ではまだ

 この世に実現していません。

 

 クリエイティブな発想を

 思いついたとして

 多くの場合

 一人で実現することは

 不可能に近い。

 

 クリエイティブな人は

 上記の性質を持っているため

 組織内で協力を得ることが

 難しいと考えられます。

 

 そこで

 発想を実現するために重要なのが

 周りのサポートしてくれる人だと

 本書には書かれています。

 

 クリエイティブな人に

 ついていきながら

 発想を実現する。

 

 頭の回転が速く

 要求が厳しく

 悩みや不満を包み隠さずに表現する。

 

 そんな人についていくことは

 なかなかすごいことのように感じます。

 さらに実現させるのですから

 発想はしていないにしても

 それもものすごい能力と

 言えるのではないでしょうか。

 

 クリエイティブなアイデア、モノ、プロセスが

 この世に生を受ける場合。

 

 脚光を浴びるのは

 発想をした人だけということは

 多いように感じます。

 

 発想を実現させた人もいる。

 それを忘れないようにしたいと思いました。

 

 これは多くの社会に当てはまるように感じます。

 周りにクリエイティブな発想をする人がいたとして

 比較して落ち込むことがあるかもしれません。

 

 しかしそのクリエイティブな発想を実現しているのは

 案外、あなたなのかもしれません。

 

 発想も

 サポートできるのも

 どちらが上位というものはない。

 役割が違うだけ

 どちらもすごい!

 

 最後まで読んでいただき

 ありがとうございました。

 

 本読みで役割りの大切さを知ろう!

自分の価値を最大にするハーバードの心理学講義 [ ブライアン・R.リトル ]