本を訪ねる

読書は自分を知る旅

理想の場所を作る

 理想の場所を求めて…

 今、住んでいる場所が

 理想とかけ離れていて引っ越したい。

 すぐに簡単に引っ越すなんてことが

 出来ればいいのですが

 ほとんどの場合は

 学校、仕事、様々な都合で

 難しいでしょう。

 

 理想の場所に住みたい。

 それを今住んでいるところで

 可能にする方法はないのでしょうか?

 

 今回の読書で

 印象に残ったことは

 理想の場所つくりに

 サイバースペースが役立つということです。

本日の読書

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自分の価値を最大にするハーバードの心理学講義

ブライアン・R・リトル【著】

児島 修(こじま おさむ)【訳】

歩くヒントになる言の葉

 ツイッターフェイスブック、ユーチューブをはじめとするサイバースペースの台頭によって、パーソナリティや個人的な嗜好を反映する環境をつくることは可能になるかもしれません。

色んな生活にそれぞれの理想を加えてみる

  1つの環境が万人の

 生活の質を上げる環境にはならない。

 

 沢山の人と交流を楽しむ。

 多様性や刺激ある生活に

 幸せを感じる。

 

 少数の人と関係を深めることに安心感を抱く。

 ゆったりと自然に囲まれて静かに暮らすことで

 幸せを感じる。

 

 極端な言い方をすると

 都会に住むか。

 田舎に住むか。

 

 どちらに住むとしても

 幸せに感じる人もいれば

 しっくりこない人もいる。

 

 もしも今の住んでいる環境が

 しっくりこない場合。

 心休まる場所をつくるには

 どうすれば良いのか? 

 

 そこで本書では

 サイバースペースの活用が

 心休まる場所

 快適な環境つくりに

 役立つのではないかと書かれています。

 

 例えば

 家でコーヒーを飲みながら

 読書をしたとします。

 

 そこに

 ユーチューブを使って

 カフェに流れているような

 BGMを再生しましょう。

 

 そうすると気持ち的には

 カフェにでもいる気分になれます。

 

 家という場所にいながら

 カフェという場所にいる感覚に浸れる。

 

 今度は

 昼寝をしながら

 波が押し寄せる音を

 流してみましょう。

 

 目を閉じると

 海辺で昼寝をしているような

 感覚になるでしょう。

 

 人ごみで疲れた日は

 しずかな風景を動画で見てみる。

 

 孤独感を感じたなら

 にぎやかで沢山の刺激があふれる

 大都市の光景を見てみる。

 

 今回は住んでいる環境を主に取り扱った

 内容になっていましたが

 サイバースペースを使った

 理想の環境つくりというのは

 住む環境だけでなく

 将来やってみたいこと

 先々に就きたい仕事

 買ってみたい物など

 さまざまな理想を仮想体験できると

 思います。

 

 そうすることで

 モチベーションをあげることも

 良いのではと感じました。

 

 ただしあくまで仮想の環境なので

 それだけで住んでいる世界を作り上げるのは

 不可能です。

 

 サイバースペースに依存しすぎると

 現実にネガティブな感情を抱いて

 現実に意識が戻った時に

 幸福感を得られないようになると思います。 

 

 サイバースペース

 現実に理想的な環境をつくる

 補助的な役割り。

 そういった使い方が良いと感じました。

 

 最後まで読んでいただき

 ありがとうございました。

 

 本読みでいまの環境に理想をプラスする方法を探そう!

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