つい顔色をうかがってしまう私を手放す方法 読書記録 まとめ
つい顔色をうかがってしまう私を手放す方法 読書記録 まとめ
つい顔色をうかがってしまう私を手放す方法
佐々木 正悟(ささき しょうご)【著】
本書は、「顔色をうかがってしまう」をテーマにした本です。
顔色をうかがってしまう原因を、脳、文化、感情などから解析していく。
読んでみて、感じたことは、「顔色をうかがう」ということは、相手の顔色をうかがうだけでなく、同時に「自分の顔色もうかがっている」ということです。
自分に厳しく接するとき、相手も同じように、自分を厳しい目で見ていると考えてしまうと思います。なぜなら、自分の基準値で人は判断するものだからです。
「顔色をうかがう」ことを手放すには、著者は『甘え』が有効だと本書で語っています。
ただ、自分に厳しく接する人にとって、自分を甘えさせることは難しいと考えられます。
そこで著者は、自分を甘えさせる方法として、逆説的な方法を説いています。
相手の顔色をうかがってしまう人はもちろん。自分に厳しくしがちな人、自分を愛せない人にもヒントになる本だと思います。
もくじ
第1章 「警戒」しても怒られる
第2章 怖さの原因は脳にある
第3章 解決に必要なのは「甘え」である
第4章 「甘え」を活かした仕事術
第5章 「パワハラ上司」がとうしても我慢ならない人へ
第6章 休むのは甘えである