反応することが行動を制限することもある/反応しない練習を訪ねる3
怒りで対応しなくていい
本を訪ねるへようこそ!
こんにちは、ライクです。
誰かのせいで行動に制限がかかったと感じたとき、本当にその相手のせいでしょうか。
本日の訪ねる本
反応しない練習
草薙 龍瞬(くさなぎ りゅうしゅん)【著】
歩くヒントになるコトノハ
よく「人間関係が悩みの種だ」と言いますよね。でもその言い方は、ブッダの考え方にてらせば、不正解なのです。というのは、「感情に悩まされている」というのと、「相手とどう関わればいいのか」は、別の問題だからです。
行動を制限しているのは、相手ではなく感情の場合もある
相手との関りと自分の感情を分けて考える。
誰かのせいで行動に制限がかかっていると感じたとき、実は自分の感情によって制限がかかってしまっていることもあるかもしれないと思いました。
誰かの言動で怒りを覚えたときや、悲しみを覚えたとき、本当はできたはずのことが、相手を許せなくて、または、注意をひきたくて、失敗したり行動に移さないなんてことがあるかもしれない。
例え相手の行動によって怒りをもたらされたとしても感情的にならなければ、目的を叶えられていた。
相手を許すことができない自分の心が、自分の行動を縛り付ける。
相手の行動によって妨げられたのか、相手の行動に反応した自分の心に妨げられたのかを見極めることが重要だと今回の読書では感じました。
本当に相手のせいなのか?
相手を認めたくない自分の感情が
相手を許せない自分の感情が
相手に見てほしいと思っている自分の心が
真の行動制限の要因であることもあるかもしれません。
本を巡る旅におつきあいいただき、ありがとうございました。
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