本を訪ねる

読書は自分を知る旅

無関心になる前に/さあ、本当の自分に戻り幸せになろうを訪ねる4

自分に無関心になる前に、自分を知ろう

 大切なことは、自分にふさわしい特別な注意を払うことです。自分の気持ちを押し殺したりないがしろにしたりするのは、自分のためになりません。

さあ、本当の自分に戻り幸せになろう CHAPTER4 自分を愛することより。

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さあ、本当の自分に戻り幸せになろう

マーク&エンジェル・チャーノフ【著】

矢島 麻里子(やじま まりこ)【訳】

 

 今日の読書では、自分に無関心でいることの怖さを知ることができた。

 

 自分の能力や性格など好きな部分があることは、素晴らしいことだと思う。

 

 反対に嫌いな部分や弱さがあるとしたら、不快に感じるかもしれないが、それがあるからこそ、恵まれるなんてこともあるように感じる。

 

 性格や能力などで、自分にないものを持っている人に魅力を感じてその人を好きになったり、尊敬できたりする。

 

 短所を克服しようと挑戦し、乗り越える経験を経て、人間的な成長をする。

 

 好きであること、嫌いであることを認識していることは、自分と向き合っているということなのだと思う。

 

 本書にあるように、本当に怖いのは無関心や、自身の感情に向き合おうとしないことなのだろう。

 

 好きだという感情を押し殺したとしたら、次第に好きなものが何だったのかわからなくなる。

 

 誰かのためを優先していたら、いつのまにか自分のがどうしたいのか、わからなくなった。

 

 周囲に合わせて、無理をしたら、体調に異変がでた。

 

 我慢しつづけた結果、自分に無関心になってしまったら、それほど悲しいことはないと思う。

 

 強さも弱さも、好きも嫌いも、自分に何かを教えてくれる。

 

 そんな感情としっかり向き合うことは、きっと大切だ。

 

 自分を知らなければ、誰かを知ることも、何かを好きになることもないのだろう。

 

 だからこそ、自分を愛することからはじめよう。

 

 本を巡る旅にお付き合いいただき、ありがとうございました。

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