変化を起こすには、小さな1歩がいい理由
小さな一歩を積み重ねることによって、前に進みながら学びを深めることができます。そして、それが本当の自分にとって正しい道なのか、それとも方向を変える必要があるのか、それを見極めるのに役立つ情報が次第に集まってきます。
さあ、本当の自分に戻り幸せになろう CHAPTER6 行き詰まりから抜け出すより。
さあ、本当の自分に戻り幸せになろう
マーク&エンジェル・チャーノフ【著】
矢島 麻里子(やじま まりこ)【訳】
新しいことをはじめるには、小さくはじめようというのは、これまで読んできた本で、ときおり語られていることがありました。
小さくはじめることで、リスクを抑えたり、負担を減らしたりするメリットがあるから小さくはじめた方が良いようです。
今回の読書で、小さくはじめること、小さく変化していくことのメリットをもう1つ発見しました。
それは、小さくはじめることで、はじめたことに対して本当の自分の気持ちに気づきやすい、方向転換しやすいという点です。
やりたいと思っていたことが、本当は、やりたいことではなく、目の前の出来事から目を背けたいから、やりたいことだと錯覚していた。
やりたいと思っていたけど、微妙にやりたいこととは違っていた。
実際、やってみると思っていたものと違っていた。
大きく変えることは、何かを失う、手放すことになるかもしれません。
手放した後に、本当の自分の気持ちに気付いてしまうというのは、後悔のもとになりかねません。
新しいことをはじめたいときは、小さくはじめて、小さく積み重ねていく。そうすることで、自分の気持ちと向き合う機会が増えて、本当にやりたいことへたどりつく可能性が高くなるのではないかと今回の読書では感じました。
焦りは禁物。
焦って変化しようとしたとき、本当の気持ちを見落としているかもしれません。
小さくはじめて、自分の気持ちと向き合おう。
本を巡る旅にお付き合いいただき、ありがとうございました。
さあ、本当の自分に戻り幸せになろう 人生をシンプルに正しい軌道に戻す9つの習慣 価格:1,650円 |