本を訪ねる

読書は自分を知る旅

改めて、新しく始めよう!/いくつになっても、「ずっとやりたかったこと」をやりなさい。を訪ねる1

 眠っている創造性を呼びさます

 こんにちは、ライクです。

 今回は、「創造」をテーマにした本を訪ねていきます。

 

 もしも、膨大な自由な時間を手に入れたら「やりたいこと」をやりますか?それとも自由な時間を前に、なにをしたらいいのかわからなくて、途方に暮れてしまいますか?

本日の訪ねる本

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いくつになっても、

「ずっとやりたかったこと」をやりなさい。

ジュリア・キャメロン/エマ・ライブリー【著】

菅 靖彦【訳】

 歩くヒントになるコトノハ

 初心者になるのに遅すぎることはないのだ。

あの日、あの時、やりたかったことをやってみる

 本書は、年を重ねて、職を離れた人へ向けて書かれた本のようです。

 

 私自身は、年齢的な視点からだと、仕事から離れるには、幾年月か先の話になると思います。

 

 ただし、人は時として、思いもよらない空き時間が訪れてくるものです。

 

 求職期間や、長い休息期間が必要になるときなど。

 

 これまで自主的、受動的に関わらず、取り組んでいたものが目の前から消えたとき、向かう方向を見失うことがあるかもしれません。

 

 仕事に多くの時間を費やしていたなら、あり得る話ではないでしょうか。

 

 することがなくなった時こそ、「ずっとやりたかったこと」に取り組むチャンスだと本書では書かれています。

 

 しかし、いざやろうとすると、「いまからでは、遅いよな」とか「この年から体力的に無理」、「年齢的に、恥ずかしい」などの考えが頭をよぎるかもしれません。

 

 著者は、「初心者になるのに遅いということはない」と本書では伝えています。「遅すぎる」と感じたとき、実のところ「初心者」になりたくないという理由が隠れているともおっしゃっています。

 

 それでも、「やりたいこと」を実行に移したとき、案外いままでの経験が役立つこともある。そして新鮮な驚きに出会える喜びも感じることができるようです。

 

 これまでの自分の積み重ねた歴史の中で、「ずっとやりたかったこと」があるのなら、いまさら遅いと嘆くのではなく、ほんの少しでもやってみる。

 

 やってみることで、新たな発見や、自分の中にある創造性に気付く。

 

 人生に訪れる大きな空白の時間、ひょっとすると、ひんぱんに迎える小さな余暇でさえ、いつからか眠ってしまった創造性を目覚めさせるきっかけになるかもしれません。

 

  いくつになっても遅いということはない。

 

 人はいつからでも初心者になれる。

 

 初心に帰ったなら、過日に置いてきた「創造性」を拾いに行ける。

 

 「創造性」は人生に輝きをもたらす。

 

 いつかに置いてきたやりたいことはなんですか?

 

 本を巡る旅にお付き合いいただき、ありがとうございました。

いくつになっても、「ずっとやりたかったこと」をやりなさい。 [ ジュリア・キャメロン ]

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