本を訪ねる

読書は自分を知る旅

強みを育てるのに必要なものは魅力

魅力があるからこそ繰り返し挑戦するのだ

 今回は

 もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら

 第五章『みなみは人の強みを生かそうとした』の読書感想になります。

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もし高校野球の女子マネージャーが

ドラッカーの『マネジメント』を読んだら

岩崎 夏海(いわさき なつみ)【著】

責任に立ち向かう強さは何度でも挑戦することで得られる

 人は自分の強みが活かされるものに対しては、責任がともなうことでも挑戦することができるはずです。しかしこの世の中、強みが生かせない場所でも責任がともなうことに挑戦しなければならない場合があります。

 

 強みが生かせない場合は、やはり繰り返し練習することが良いと考えます。でも繰り返し同じことを、練習するにしても、強みが生かせないことで、モチベーション維持することは、なかなか難しいものがあります。

 

 そもそも強みとは、どういう風に出来上がるのだろうか?そう考えた時に、難なく何度でも繰り返し行えたからだと想定します。楽しく、何回も練習することができた。

 

 楽しさを感じられる魅力があった。魅力を感じることができれば、練習にモチベーションを保ちつつ、何度でもできる。少しづつでも上達を実感すれば、感じていた魅力は、自分の中の確かな強みへと育っていく。

 

 強みと言えないことに挑戦する場合。そのことに魅力を探すようにしてみる。もしくは、自分が魅力を感じられるものを少しでも取り入れてみる。そうすることで、モチベーションをあげつつ、新しいことにも興味を持ち、違った魅力を発見できるかもしれません。

 

 魅力が強みを育てる。強みが責任あることへ立ち向かう自信を育てる。向き不向きは誰にだってあります。しかし、向いてない向いている以前に魅力を探して、または取り入れて練習をしてみる。そうすることで、何度でも練習や挑戦ができるようになり、新たな強みを発見できるのではないか?第五章を読んでいてそう感じました。

第五章『みなみは強みを生かそうとした』より

 試合をサボるものなど一人もいなかった。それは、試合がそれだけ魅力的だからなのだろう。

 だとしたら、その魅力を練習にも取り入れることができないか?

さいごに

 新しい魅力を探すのは、案外むずかしいような気がします。探すよりも、持っている魅力。または、知っている魅力を取り入れてみるほうが簡単かもしれません。

 

 本書はビジネス書ですが、いろんな場面で活用できます。

 

 たとえば、夫婦で買い物に出かけます。そこで、魅力をたくさん発見できた初デートのように、手をつないで歩いてみる。そうすると普段の買い物でも、お互いに新しい魅力を発見できるかもしれません。

 

 自分の強みが生かせないようなことに、取り組んでいると感じていませんか?

 そんな時は、魅力的に感じる部分はないか?

 自分が魅力的に感じていることを取り入れることはできないか?

 考えてみるのも1つの手段です。

 新たな強みが見つかるかもしれません。

 

 最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 ホンヨミでキラキラ光る魅力を発見しよう!

 

 もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら

 第四章の読書感想↓

raikuhon.hatenablog.com

 

もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら (新潮文庫) [ 岩崎 夏海 ]

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