宝石の原石のように豊かさは中心にある
今回は
日本一の大投資家から教わった人生でもっとも大切なこと
第三章『豊かさ 自分のなかに秘められた豊かさに気づく』の読書感想になります。
日本一の大投資家から教わった人生でもっとも大切なこと
本田 晃一 (ほんだ こういち)【著】
上手くいかない時は原点に立ち返ろう
ずっと続けていると、途中でうまくいかなくなる時期がある。最初は、ただ楽しくて始めたのに気が付けば、無理をしていたり、イラ立ちや辛さが出てきたり。
なんでそうなるのか?それは、楽しくて始めたことに、いろいろなものがくっついてくるからだ。楽しいことを、より良くしようとした結果、必要ないものまで、求めなければいけなくなってしまう。
少人数から大人数で取り組むことになった。利益優先で本来のサービスの質を落とすことになった。能力以上の結果を周囲に求めらるようになる。
楽しくて始めたものについてきた、組織化や、収益、需要など、本質的な物以外ばかりに目を奪われる。そうすると、もともとのやり始めた理由とは、全く違ったことに重きを置いたことで楽しさが減ってくる。
楽しさを感じることとは、自分が得意なことだったりします。楽しさを感じることが無くなっているということは、自分に適さないことをやっている可能性があります。
自分に適さないことに力を注いでいると、上手くいかないことが増えたりして、結果的によりつらい方向に進んでしまう。そして、上手くいかないことから、喪失感や無力感に苛まれてしまいます。
楽しくて始めたことが、自分を豊かにしてくれる。しかし、豊かになったことで、本質的な物を見失い、豊かさから遠ざかってしまう。
人生を豊かなものにしたい場合、手にしてきた豊かなものから生まれる様々なことに、目を奪われないように気をつけながら、豊かさを生み出している本質的な物をしっかりとつかんでおくことが大事です。
楽しいと感じたことは、豊かさを生む。しかし、その豊かさは、時として、楽しさを感じさせる本質を見えなくなるよう覆ってしまう。楽しく感じていたことが辛さに変わった時、なぜ楽しかったのか?本質を探ってみよう。
第三章を読んで、いまなぜそれをやっているのか?を知ることの大切さに気が付きました。今後なにかやっていて、辛さを感じた時に、本質を探るようにしていきたいと思います。
第三章『豊かさ 自分のなかに秘められた豊かさに気づく』より
「そもそも嫌なのになぜ続けるんですか?」と聞くと、最終的には「家族のために」など、愛のためだったりすることが多いのだ。
この愛とか豊かさを、自分も含めてだが、つい忘れてしまう。
そして方向性を見失ってしまうのだ。
見失ったら、「そもそも掘り」をしていくといい。
さいごに
第三章では、豊かさへの気づき方のほかに、自分の持っている豊かさを、どう使うとより豊かに暮らせるかが書かれています。
いま、仕事でも、趣味でも、人間関係でも
当初より辛さを感じているなら
「そもそもなぜやっているのか?」を
自分自身に問いかけて、本質を探ってみよう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
ホンヨミで、豊かさの本質を探ろう!
日本一の大投資家から教わった人生でもっとも大切なこと
第二章読書感想↓
日本一の大投資家から教わった人生でもっとも大切なこと [ 本田晃一 ] 価格:1,540円 |