本を訪ねる

読書は自分を知る旅

適材と適所になるまで

最初から適材で適所ということはない

 今回は

 もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら

 第七章『みなみは人事の問題に取り組んだ』の読書感想になります。

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もし高校野球の女子マネージャーが

ドラッカーの『マネジメント』を読んだら

岩崎 夏海(いわさき なつみ)【著】

いまの場所が場違いに感じたら

 任されている仕事や、やっていることが上手くいかない場合。自分には場違いな場所なのではないか?と感じることってあると思います。他に自分に向いていることや、場所があるのではないかと考えてしまう。

 

 周りにも迷惑をかけているような気がして、なんで自分がこの仕事を任されているんだろうと疑問に思う。もしかしたら、周囲も他の人に変わってほしいと内心思っているに違いない。

 

 しかし周囲は、本当にそう思っているだろうか?「いまは、まだまだだけど、○○さんは、きっと伸びる」そう思ってくれているかもしれない。

 

 適材適所なんて言葉がありますが、適材に仕上がる。適所になじむまでには、時間がかかることがあると思います。周囲もそれは理解していて見守ってくれている。

 

 必要なことがあるとすれば、適材になる姿勢と適所にする意識なのかもしれません。本章を読んでいてそう感じました。

第七章『みなみは人事の問題に取り組んだ』より

 「あの時、もうストライクが入りそうにないからって、慶一郎を大輔に代えていたら、今の慶一郎はなかったんじゃないかって、私はそう思うんだ。あの時の経験が、今の慶一郎を作ったんじゃないかって。あの時の悔しい気持ちが、慶一郎を育てたんじゃないかって」

さいごに

 適材適所。いまの自分の場所が本当の居場所で、今やっていることが本当に向いていることなのかの判断って本当に難しいですよね。しかし、本当に向いていること、居場所を見つけるには、目の前のことを、とことんやり続けることが一番の近道な気がします。

 

 いまやっていることがやりたいことでも、与えられたことでも

 まずはとことんやってみよう。

 やりきった先に答えが出てくる。 

 

 最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 ホンヨミで、『とことん』ができる方法を探そう。

 

 もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら

 第六章の読書感想↓

 

raikuhon.hatenablog.com

 

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