希望の光となる
ひとり、ひとりが希望の光となったなら…
今回は
日本一の大投資家から教わった人生でもっとも大切なこと
第五章『人生の極意 いつも希望をもって生きるために』の読書感想になります。
日本一の大投資家から教わった人生でもっとも大切なこと
本田 晃一(ほんだ こういち)【著】
希望を与えることが困難を断ち切る
困難な状況が発生した時に、人は視野が狭くなる。自分のことを中心に考えてしまうようになりやすい。与えるよりも求めることの方が多くなるはずだ。そうなると負の連鎖が起きて、我さきにと全体が自分のために動いて、困難な状況は、より困難を極めてしまう。
与えるよりも、求めることが多くなるというより、正確には、まわりに負の感情を与えることになると思う。人は生きている限り、まわりに何かを与えるのだと本書を読んでいて感じた。与えないということは、ありえないのだ。自覚、無自覚どちらにせよ与えている。与えるというと、良いものだというイメージが多いように思う。けれど、負の要素だって与えることができる。
われ先に取るだけ取るという行為は、まわりに不安を与えている場合もあるのではないだろうか?例えば、何かしら必要な物を1人が買い占めると、無くなる不安を周りに与え、不安だけが全体をめぐり、不安が混乱を招く。一人の与えた不安が、より多くの人へ不安を与えてしまう。
困難が起きた時こそ、自分が周囲に何を与えることができるのか、与えているのかを考えることが大切だと感じた。そして不安ではなく、希望を与えることを選択したいと思う。
昨年(2020年)の話。新型コロナウイルスの影響で、自分の住んでいる地域でもマスクが手に入らなくなる状況が起きた。そんな時、手作りマスクを方々から頂いた。おかげで、市販のマスクが無くても外出にマスクが無くて困るということは無かった。当時マスクを手作りし、周囲の人へ配っていた方の行動は、まさに希望を与える選択だった。
社会全体でも、職場でも、家庭でも、どんな時も困難な状況におちいった時。希望の光を与えられる人になりたい。そう思いました。
第五章『人生の極意 いつも希望を持って生きるために』より
困ることは悪いことじゃないんだわ。
困ったら英知がでるよね。
だから困るのは薬よ~。
どんなに悪い状況でも、人間ってやつは、絶対夢を見る。
いいかい、絶対夢を見るんだよ。
悪くなればなるほど、豊かになりたいって夢を見る。
さいごに
悪い状況になると、やはり不安や恐怖というものは、どうしても湧き上がってきます。そんな時にこそ、周囲にある様々な尊いもの、豊かさに目を向けて希望を見出すことが大切。そして、自分が不安から解放されたなら周りにも希望を振りまく。そういうふうに生きられたら素晴らしいと思います。
困難な状況におちいったら。
まずは、周囲にあふれている愛を思いだそう。豊かさを思い出そう。
希望を見出そう。希望を与えよう。
そうすれば、いつのまにか、困難は過ぎ去っているはずです。
さいごまで読んでいただき、ありがとうございました。
ホンヨミで、希望を見つけよう。
日本一の大投資家から教わった人生でもっとも大切なこと
第四章の読書感想↓
日本一の大投資家から教わった人生でもっとも大切なこと [ 本田晃一 ] 価格:1,540円 |