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読書は自分を知る旅

自分で自信を決める、許す、そして行動する。

自己肯定感は、今からでも高められる。

 自分が好きですか、嫌いですか?

 今回の読書感想はこちらです。↓

自己肯定感を高めて心を軽くする方法 [ マーク・レクラウ ]

価格:1,430円
(2020/8/11 17:38時点)
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自己肯定感を高めて心を軽くする方法

マーク・レクラウ【著】

弓場 隆(ゆみば たかし)【訳】

本書著者紹介より…

 著者のマーク・レクラウさんは、ドイツ出身のライフコーチです。著書『習慣を変えれば人生が変わる』がドイツ、スペインの他、英米でベストセラーとなっています。

 翻訳者の弓場隆さんは、翻訳家です。主な訳書に『一流の人に学ぶ自分の磨き方』や『うまくいっている人の考え方』等があります。

感想①自己肯定感の高低は自分で決められる。

 本書を読んで感じたことの1つに自己肯定感は、自分自身で『今』高めることもできれば、低くすることもできるということです。自己肯定感を高めるには、自分の評価を自分で行うこと。低くするには自分の評価を誰かにゆだねることでできます。

 自己肯定感を高めるには、自分自身で自分の評価に自信を持つことが必要です。

 自分に自信を持つことは、難しく感じますが、本書にあるように、誰かと自分を比べたりするのではなく、昨日や過去の自分と比べることで『今』の自分の成長を見つけたり、今まででにやってきて、できたことを振り返ったりすることで「自分にも成功体験がある」ことを再認識して自信につなげることを定期的にやってみたいと思いました。

 本書では、人の意見が役に立つことは良くあることとあります。大切な時に言いにくいことを言ってくれる信頼できる人は大切だとも書かれています。しかし、あなたのことをあまり知らない人からの意見は、相手の価値観からの意見で、あなたの価値観とだいぶ違うことがあるとも書かれています。

 もしも、自分の状況をあまりわからない人からの批判などは、参考程度にとどめておくことが良いと感じました。

 自分自身の評価は自分自身にしかできない、相手の評価は案外間違っていることもある。

感想②失敗をしたとしても自分を許す。

 自己肯定感を高かく保つには、自分を許すことも良いと本書にはあります。誰かの失敗や過ちは、意外と許すことができるのに、自分自身の失敗や過ちを許すことは難しい。意外と僕たちは、自分自身に厳しく接していることがあると本書を読んでいて気が付きました。

 失敗や過ちを犯した時に、その出来事を次に生かすか、後悔に苛まれるかは、結局は自分自身の選択です。

 失敗をした時に、自分を許す。できないことがある自分を許す。自信のない自分を許す。マイナスに感じている自分の部分を許すことでゼロに戻して自己肯定感をプラスの部分とゼロの部分だけにする。そうすることで自分のプラスの部分に目を向けやすくなると思いました。

本書108Pより…

 間違ったら自分をけなすのではなく、教訓を学んで前進しましょう。

感想③そして行動しよう。

 本書は、所々で行動をしようと呼び掛けています。

 確かに行動することで、成功なら自信をつけることが出来るし、失敗しても勉強になったと思うことができれば、どちらにしても自己肯定感を高めることに役立つと思います。

さいごに

 自分を許し、自分を信じ、行動する。それの繰り返しがさらに自己肯定感を高めることにつながると感じました。

 

 最後まで読んでいただきありがとうございました。

 本読みで、知識を自信に変えよう!