本を訪ねる

読書は自分を知る旅

ゴールの先はどんな景色か

ゴールの先を見るかこれまでの道のりを見るか

 目標を達成したとき

 結論を出したとき

 これが正しいと感じたとき

 そこで道は終わりなのか?

 

 今回の読書で感じたことは

 ゴールにたどり着くことで

 成長は終わらないということです。

本日の読書

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MINDSET(マインドセット

キャロル・S・ドゥエック【著】

今西 康子【訳】

歩くヒントになるコトノハ

 硬直マインドセットにしがみついているのには、たいていそれなりの理由がある。人生のある時点までは、それが良い意味での目標になっていたのだ。自分はどんな人間か、どんな人間になりたいか(頭の良い子とか、才能豊かな子とか)、どうすればそうなれるか(良い成績を取るなど)を示してくれていた。そして、その通りにすることで自尊心が満たされ、人からの愛情や尊敬が得られていたのである。

ゴールの先を自由に歩こう

 目覚めてから寝るまでを

 1日のスタートとゴールとするなら

 日々の連続は

 ゴールの連続とも

 言えるのではないでしょうか。

 

 1日の中にも

 日々にはこまごまとした

 スタートとゴールがある。

 

 1日以外にも

 週や月や年といった期間。

 長さは違えど

 スタートしてゴールする。

 

 何年目の誕生日。

 何度目の夏休み。

 何度目のクリスマス。

 何度目の付き合った記念。

 何周年目の結婚記念日。

 何度目の春夏秋冬。

 

 何度もスタートしゴールをしていると。

 繰り返すたびに

 新鮮さや鮮明さというのが

 色あせてくるように感じる。

 

 何度も何度も経験するたびに

 ある程度予測をしてしまうから。

 

 いつぞやの感動や達成感に

 あの時ほどの感動や達成感を感じない。

 

 感動や達成感にまた出会いたいのであれば

 新たなスタートをきって

 新たなゴールを目指すことが必要。

 

 日々に新鮮さを感じるには

 いまの自分がゴールに立っていて

 同時に次のスタート地点へ

 立っていることに

 気がつくことなんだと思いました。

 

 またゴールというのは

 必ずしも自分の思う

 場所ではないことも

 あると思います。

 

 日々の繰り返しが

 理想のゴールで無いとしたら

 いまのゴールが

 じつは新たなスタート地点に

 なっていることに気が付いて

 これまでと違う方向へ

 スタートをきることが大切。

 

 子どもから大人になったら

 ゴールではない。

 成長もそこで終わりではない。

 大人になったら親になるかもしれない。

 親というゴールに着くまでにどんな

 大人として成長ができるか。

 もちろん親になればゴールでもない。

 孫ができるかもしれないのだ。

 

 人はいつまでも

 ゴールに立ち止まることはできない。

 いつでも次の旅をスタートしている。

 

 後ろの風景にほんの少し

 思いを馳せたら

 新しい旅に出よう。

 

 成長の旅はどこまでもつづく。

 

 最後まで読んでいただき

 ありがとうございました。

 皆様の旅路が

 よい旅路でありますように。