本を訪ねる

歩くのは自分自身。その前の歩きたいと思える十色のヒントを読書から見つけたい。

ほめ言葉や批判には希望を添えて

 褒めること批判することどちらも希望を添える

 批判=否定のように感じてしまいます。

 ほめて育てるなんて言葉があります。

 ほめることで自己肯定感を

 育てるということでしょう。

 

 ダメ出しをすること

 批判をすることは

 本当によくないことなのか?

 ほめて育てることは本当に良いのか?

 

 今回の読書では

 ほめる、ダメ出しする。

 どちらにも欠けてはいけないことが

 あることがわかりました。

本日の読書

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MINDSET(マインドセット

キャロル・S・ドゥエック【著】

今西 康子(いまにし やすこ)【訳】

歩くヒントになるコトノハ

 エリザベスの父親は、娘に本当のことを告げただけでなく、失敗から何を学ぶべきか、将来成功を勝ち取るには何をしなくてはならないか、ということも教えたのである。気落ちしている娘を深く思いやりながらも、まやかしのほめ言葉で慰めたりはしなかった。そんなことをしても将来の失望を招くだけだからである。

希望ある声かけが必要

 ほめ言葉もダメ出しも

 希望があることが大切。

 

 ほめ言葉というと

 どんな言葉にも希望が

 あるように思えます。

 

 しかし…

 「頭が良い」

 「才能がある」

 「成績をほめる」

 以上のようなほめ言葉は

 結果や持って生まれたものを

 ほめているため

 それ以上の成長を

 見いだしにくく感じます。

 

 資質や結果を

 ほめられることが多ければ

 資質や結果以上のことへ

 挑戦することに

 プレッシャーを感じたり

 挑戦すらしなくなる。

 

 「努力」

 「挑戦」

 「取り組み方」

 などに目を向けてほめる。

 

 「努力」も「挑戦」も

 「取り組み方」も

 試行錯誤することで

 よりよくなる可能性を秘めています。

 成長へとつながる。

 次に希望が持てるのです。

 

 ほめて育てる。

 それには

 希望を持てる言葉が必要だと感じました。

 

 そしてなんでもほめることも違うと

 本書を読んで気が付きました。

 

 ときには批判も成長に必要。

 ほめるときと同様で

 批判にも希望を添える。

 

 本書では『建設的批判』と

 書かれています。

 

 やはり

 「素質」

 「人格」

 「結果」など

 性質的なものや

 変えられないことを

 批判するのでは先がなく

 絶望的に感じてしまいます。

 

 「未熟さ」

 「至らなさ」

 「取り組み方」など

 これから積み重ねで

 成長が可能なことに目を向け

 批判(ダメ出し)をする。

 しっかり思いやっての言葉なら

 希望を見いだしてくれるはずです。

 

 偽りの励ましよりも

 思いやりのある批判をする。

 批判に対して価値観の変わる発見でした。

 

 失敗を励まそうとしたときに

 なんとか励ましの言葉を

 ひねり出そうと

 ぎこちない言葉になってしまうことが

 どうしてもあります。

 ぎこちない励ましからは

 何が感じ取れるでしょうか。

 

 きっと心からの

 励ましではないということです。

 

 これからは

 しっかり希望を添えて

 そして勇気をもって

 批判をしていけたらと思います。

 

 本書には批判に対して

 『役に立たないと思いながら

 批判する親などいない』とあります。

 

 それは親以外も

 そうかもしれません。

 

 案外、受けた批判の中には

 伝え方が拙かっただけで

 否定的な批判ではなかったものも

 あるのかもしれません。

 

 ほめ言葉や批判には

 愛と希望を添えよう。

 

 最後まで読んでいただき

 ありがとうございました。