好奇心を持って聞く/LISTENを訪ねる3
話を聞くとき、どんな話なのか、決めつけていないか
例えば、「校長先生の話」と聞いて、どんな想像をするだろう。
おそらく、ほとんどの人が、「長くて、つまらない話」だと想像をしたのではないでしょうか。
「プロの料理人が秘密の調理法を教えます」と聞けば、どうでしょうか。
なんだか、すごい調理の秘訣を話してくれんるんじゃないかって思いませんか?
今回の読書では、相手の話しを想像し、こう話すだろうと思い込んでしまうという内容が印象的でした。
そして、相手の話に関心をよせて話を聞くことが、より深い話を聞けるようになるのだとわかりました。
思い込みには、自分の創造の範囲内のことしか存在しない。それは、新しい発見がないということ。
新しい発見がないといことは、つまらなく感じることにつながるかもしれません。
新しい発見をするには、自分の思い込みの範囲内に関心を持つことが大切。
思い込みの外へ出て、新しい発見をするには、まっさらな気持ちで話を聞くことも必要。
聞くこととは、好奇心を持って新たな旅に出るようなものなのかもしれません。
本を巡る旅にお付き合いいただき、ありがとうございました。
今回も前回に引き続きこちらの本です。
LISTEN
ケイト・マーフィ【著】
篠田 真貴子【監訳】
松丸 さとみ【訳】
LISTEN--知性豊かで創造力がある人になれる [ ケイト・マーフィ ] 価格:2,420円 |