本を訪ねる

読書は自分を知る旅

ハートフルネスを読む⑧/「自分の目的」と「誰かの目的」をつなげる

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 誰かの役に立つことは自分のチカラになる

 自分のためだけに何かをするというのは

 案外、続かなかったりするものです。

 

 今回の読書では

 自分の行動に誰かの役に立つことを

 プラスすることでチカラを

 発揮できることがわかった読書でした。

本日の本

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Heartfulness

(ハートフルネス)

ティーヴン・マーフィ重松(しげまつ)【著】

島田 啓介(しまだ けいすけ)【訳】

歩くヒントになるコトノハ

 ダライ・ラマは、人と思いやりでつながる恩恵は、与える側と受ける側双方に及ぶと説いています。「人に幸せになってほしければ、思いやりを行動に移しなさい。自分が幸せになりたいのなら、思いやりを行動に移しなさい」

自分にも誰かにも役に立つという想像

 やりたいことがあるとします。

 

 そのやりたいことに

 「これからやることは

 誰かの役に立っている」

 ということに気が付いてみる。

 

 やりたいことの背景に

 誰かに役立っていることを想像する。

 

 そうすることで

 自分が思っているよりも

 チカラを発揮できる。

 

 仕事なんかは

 想像しやすいかもしれませんね。

 

 仕事に取り組むことで

 「お客様」に役立つと想像できます。

 

 反対の「休む」ということは

 どうでしょうか。

 

 体調不良で休むことに

 申し訳ないと思う人も

 いるのではないでしょうか。

 

 しかし、休んで体調が回復することで

 家族も友人や職場の人も安心します。

 

 自分が休むことで

 誰かが安心できることに役立つ。

 

 普通の休日も

 思いっきり休みを楽しむことが

 誰かの役に立つことを想像する。

 

 自分自身がしっかりと休むことで

 他の人も休むことに申し訳なさを

 感じずに休むことができる。

 

 休んで心身共に元気になることで

 周りに明るい気持ちを与えられる。

 

 そう考えると

 しっかり休みを楽しむことが

 大事なことに感じます。

 

 他にも挑戦したいことに

 誰かの役に立つことを想像する。

 

 「いま自分が挑戦していることは

 誰かの役に立つ、役に立っている」

 

 誰かの役に立っているということに

 目を向けることで

 簡単にくじけなくなると考えられます。

 

 自身のための挑戦も

 誰かの役に立っているところを

 想像してみましょう。

 

 例えば、ダイエットや筋トレに

 挑戦する方はいるのではないでしょうか。

 

 ダイエットというと

 継続しにくいイメージが

 多くの人にはあるのではないでしょうか。

 

 そんなダイエットにも

 誰かの役に立つという視点を持ってみる。

 

 例えば

 「ダイエットで健康的になって

 生活習慣病の予防をすることで

 家族に病気の心配をさせない」

 

 「間食を抑えることで出費を減らして

 家族でどこかへ遊びに行く費用に充てる」

 

 他にも

 ピアノを弾けるようになりたいという

 挑戦をするとするなら

 「ピアノを弾けるようになって

 大切な人を喜ばせたい」など

 

 挑戦に自分の目的以外の

 大切な誰か

 もしくは社会的に役立つことを

 加えてみると思った以上に

 継続、上達できるかもしれません。

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 やりたいこと

 将来の夢

 仕事にプライベート

 自分の挑戦

 

 自分の目的に

 誰かへの思いやりを

 重ねてみることで

 行動を起こしやすく

 思った以上のことができる。

 今回の読書ではそう感じました。

 

 最後まで読んでいただき

 ありがとうございました。

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