本を訪ねる

読書は自分を知る旅

嫌いと好きの関係/「めんどくさい」がなくなる本を訪ねる9

無関心から関心を持てるようになるために

 本を訪ねるへようこそ!

 こんにちは、ライクです。

 「めんどくさい」をテーマにした本の旅も終着を迎えようとしています。

 

 「好きの反対は無関心」なんて言葉を聞いたことがあります。では、好きと嫌いの関係性って何になるのでしょうか。

本日の訪ねる本

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「めんどくさい」がなくなる本

鶴田 豊和(つるた とよかず)【著】

歩くヒントになるコトノハ

 ネガティブな感情にふたをすることの最大の欠点は、ネガティブな感情にふたをすることで、ポジティブな感情にもふたをすることになる点です。

好きと嫌いはうらおもて

 「こんなことを思う自分は嫌い」と感じることってあると思います。

 

 ネガティブ思考。

 

 嫌いだと思ってしまう。

 

 我慢できない。

 

 悪いとされる感情をもってしまう。

 

 そんなネガティブな感情を無理やり、ポジティブに上書きできないか考えてみる。

 

 ポジティブな感情だけに目を向けるとどうなるだろう。

 

 対比がなくなると、それはポジティブでもネガティブでもなく、そこに存在できなくなるのかもしれません。関心を持てなくなってしまう。

 

 光があるから、陰がある。

 

 嫌いがあるから、好きが際立つ。

 

 悲しみや苦しみといったネガティブな感情に目を背けたら、本当に大切なものを無くしたことに気が付かなくなる。大切なものがわからなくなる。

 

 嫌いなものを避けることで、好きなものの尊さに気が付きにくい。

 

 ずっと我慢することで、知らない間にすべてを諦めている。

 

 思ったことを内に秘めつづけると、自分の気持ちがわからなくなる。

 

 嫌いは好きを探すために必要なもの。

 

 ポジティブ感情や好きに気づくには、ネガティブ感情や嫌いという気持ちを、遠ざけるのではなく受け止めてみる。

 

 感じることで考え、理解することもできると思います。

 

 「なにもかもがめんどくさい」ときは、嫌な気持ちやネガティブな感情に目を背けて無理してないか考ることが大事だと今回の読書で気づきました。

 

 嫌な気持ちもあっていい。好きな気持ちを持てるようになるから。

 

 本を巡る旅にお付き合いいただき、ありがとうございました。

「めんどくさい」がなくなる本 読んだらスッとラクになる [ 鶴田豊和 ]

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