多数派でいられる場所、自然体でいられる場所/「めんどくさい」がなくなる本を訪ねる5
「めんどくさい」は少数派だとやってくる
本を訪ねるへようこそ!
こんにちは、ライクです。
前回に引き続き、「めんどくさい」をテーマにした本の旅です。
「めんどくさい」と感じることには、行動すること以外にも、「人間関係」があります。「人間関係」でめんどくさいと感じるときはどんなときでしょう。
本日の訪ねる本
「めんどくさい」がなくなる本
鶴田 豊和(つるた とよかず)【著】
歩くヒントになるコトノハ
人から自分のルールを破られた場合、多くの人は、自分の心にふたをして、我慢しようとします。
周囲と自分のルールが合う場所に身を置く
「~べきだ」「~すべきでない」という無意識のルールを誰しも持っているものだと本書には書かれています。
そのルールを破られると、不快に感じるようです。
ルールには、どれが正しいとか、間違いというものはなくて、その場所にどのくらいそのルールを持っている人がいるのかで、場のルールは決まる。
「誰とでも親しく接するべき」というルールを持っている人が多数派の場所であれば、「親しくてもある程度の距離を置くべき」というルールを持った人には、「めんどくさい」を感じやすい環境になってしまうでしょう。
多数派の環境で、少数派に身を置くことになった場合、「自分はダメだ」とか、「自分は間違っているのか」といった気持ちになりがちだと思うのですが、今回の読書で間違いとか、ダメだと思うことはないのだとわかりました。
本書では、1カ所でも多数派でいられる場所があるといいとあります。
多数派でいられる場所があることで、少数派に身を置くことになっても、多数派でいられる場所に帰り、行動できるエネルギーを養えるようになる。
自然体でいられる場所を探す。または、作る。
人間関係に疲れ、人付き合いがめんどくさくなったら、ありのままでいられる場所へ帰ろう。
本を巡る旅にお付き合いいただき、ありがとうございました。
価格:1,540円 |