初めの1歩はすでに踏み込んでいることにする/「めんどくさい」がなくなる本を訪ねる4
「 やること」から「やっていること」にする
本を訪ねるへようこそ!
こんにちは、ライクです。
今回も、「めんどくさい」をテーマにした本の旅を続けます。
行動をするなかで、1番エネルギーを使うのは、どの時点でしょうか。
本日の訪ねる本
「めんどくさい」がなくなる本
鶴田 豊和(つるた とよかず)【著】
歩くヒントになるコトノハ
最初の一歩が一番大きなエネルギーを必要とします。ということは、最初の一歩でも、あたかもすでに数歩先に進んでいるような心理トリックを使えば、スムーズにできます。
やることのスタートラインを少し後ろに下げる
やり始めが1番エネルギーを使う。
確かにそうかもしれないと思いました。
始める前には、まず何をするか、つぎはどういう風にするか、何が必要か、そもそもできるのかなど、あれこれ考えてしまいがちです。
意外と取り組んでいる途中や終わり際よりもエネルギーを使い、「めんどくさい」と感じる気がします。
そこで本書では、やることリストを書くときには、「すでにやったこと」も加えることで、「めんどくさい」をなくすという工夫を紹介しています。
「すでにやったこと」を「これからやること」に加えるという方法には、目からウロコが落ちたような気がしました。
「これからやる」というのは、あくまでも自分の主観で、目線を変えてみると「実はもう始めている」こともある。
始めることには、「めんどくさい」と感じることでも、すでに手掛けているとすると「やめるのはもったいない」と思ってしまうのではないでしょうか。
これから取り組むときは、初めの1歩に「やったこと」を振り返り、2歩目に「やること」を考える。
スタートラインを引く地点をもう少し下げてみよう。
じつは、もう歩を進めている。
さあ、歩き続けよう!
本を巡る旅にお付き合いいただき、ありがとうございました。
価格:1,540円 |