本を訪ねる

読書は自分を知る旅

「やらなきゃ」を2つの方向性に変えてみる/「めんどくさい」がなくなる本を訪ねる2

 それは「やりたい?」それとも「必要ない?」

 本を訪れる旅へようこそ!

 こんにちは、ライクです。

 前回に引き続き、「めんどくさい」をテーマにした本を巡っていきます。

 

 「やらなきゃいけない」ことって日々どのくらいあるのでしょうか。「やらなきゃいけない」と思ったとき、どんな気持ちになるでしょう。

本日の訪ねる本 

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「めんどくさい」がなくなる本

鶴田 豊和(つるた とよかず)【著】

歩くヒントになるコトノハ

 あなたが今「~しなきゃ」と思っていることは、すべてあなたの頭の中の幻想です。実際、この世の中には、「しなきゃいけないこと」など存在しません。

「~しなきゃいけない」世界は幻想である

 「~しなきゃ」は突き詰めると「~をやりたい」から始まっていると本書にあります。

 

 「やりたい」と思って始めたはずが、いつのまにやら義務感を持って取り組むようになり、「~しなきゃいけない」に変わってしまった。

 

 「~しなきゃ」とめんどくささを感じながら行っていることが実は、自分の意思で始めたものである。読んでいて、確かにそうかもしれないと思いました。

 

 「~しなきゃいけない」と感じることを、次の2つの考え方に置き換えるとめんどくささを感じにくくなるようです。

 

 1つ目は、「~は必要ない」です。

 

 「必要ない」に置き換えることで、別の方法が見えてきたり、そもそも本当にやらなくていいということに気が付くこともある。

 

 2つ目は、「~やりたい」。

 

 「やりたいことだ」という前提に置き換えると、「やらなきゃ」の根っこに隠れている「やりたい理由」を掘り起こせる。

 

 「~やらなきゃいけない」世界は幻想。

 

 幻を晴らすには、「必要ない」と「やりたい」の2つの道を見据えてみることが大切なようです。

 

 2つの道を見つめたとき、めんどくさい「やらなきゃいけない」は見当たらなくなっている。

 

 本を巡る旅にお付き合いいただき、ありがとうございました。

「めんどくさい」がなくなる本 読んだらスッとラクになる [ 鶴田豊和 ]

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