本を訪ねる

読書は自分を知る旅

花を見る、風を感じる、自然に触れる。/いくつになっても、「ずっとやりたかったこと」をやりなさい。を訪ねる7

 自然から元気をもらう

 こんにちは、ライクです。

 今回も前回に引き続き、「創造」をテーマにした本を訪ねます。

 

 自然を感じる機会が、普段どのくらいあるでしょうか。自然と触れ合うとき、どんなことを感じるでしょう。

本日の訪ねる本

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いくつになっても、

「ずっとやりたかったこと」をやりなさい。

ジュリア・キャメロン/エマ・ライブリー【著】

菅 靖彦(すが やすひこ)【訳】

歩くヒントになるコトノハ

 ピンクの泡のような桜の花びら、柳の輝く緑、そして燃えるようなポプラの葉の豪華な金色などは、日々、世界とつながろうと奮闘している自分が、大きな恵みを与えられていることを思い出させる。この世界は美しい。

自然が心を癒す

 今回の読書では、自然とのふれあいで、自分自身、あるいは過去、未来、周囲の人とのつながりを強固にし、自分の世界が広がるとあります。

 

 自然とのつながりの部分を読んでいて、その内容に思い当たる経験を思い出しました。

 

 おととしのこと、転職をしたことに、これで良かったのかと悩んだ時期がありました。

 

 家に居ても、頭のなかを同じ考えがグルグル駆け巡っている状態でした。お昼ご飯の時間になったのでコンビニに食べ物を買いに行こうとしたとき、なぜか歩いてい行こうと思いました。

 

 いざ歩いてみると、家の周りにも意外と草花が多く、普段、花を見て感動をすることもないのですが、この時はなぜか心を打つものがありました。他にも太陽の光が肌にあたる感覚、所々の匂いであったり、普段気が付かないことが多くて驚きました。

 

 コンビニで、パンとコーヒーを買って、家に帰る予定でしたが、もう少しブラブラ歩いてみることにしました。

 

 目的がある日々の行動範囲とは違い、あまり通らない場所を歩いてみたりすると気が付かない風景が多く、家の近くで旅をしたような感覚を味わうことができました。

 

 風景に感動していると、不思議なもので、悩んでいたことにも答えのようなものが見つかり、選んだことに対して前向きな気持ちになっていました。

 

 その時の経験依頼、ときどきですが、休日の近くへの外出は歩いていくようになりました。すこし回り道なんかしてみると、面白い発見があって気持ちが上向きます。

 

 自然は気が付かないだけで、身近にあったりします。

 

 習慣の中に世界を見いだしてしまいがちですが、実は意識していないところにも世界は広がっています。

 

 身近にある気が付かない風景に触れた時、窮屈な感覚から解き放たれて、住む世界が広がり、新しい発見につながる気がします。

 

 自然にふれることは、世界を拡張する可能性を秘めている。

 

 本を巡る旅にお付き合いいただき、ありがとうございました。

いくつになっても、「ずっとやりたかったこと」をやりなさい。 [ ジュリア・キャメロン ]

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