本を訪ねる

読書は自分を知る旅

あきらめたことをもう一度やってみる/いくつになっても、「ずっとやりたかったこと」をやりなさい。を訪ねる4

 あの日に閉じた扉を開けよう

 こんにちは、ライクです。

 今回も前回に引き続き、「創造」をテーマにした本を訪ねます。

 

 節目、節目に、これからどの道を歩むか選択する機会がやってきます。分岐点に立ったとき、あきらめなければならなかったことはありませんか?

本日の訪ねる本

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いくつになっても、

「ずっとやりたかったこと」をやりなさい。

ジュリア・キャメロン【著】

エマ・ライブリー【著】

菅 靖彦(すが やすひこ)【訳】

歩くヒントになるコトノハ

 どんな領域であれ、私たちに呼びかけてくるもので楽しんでいれば、喜びと目的の感覚がもたらされる。

いつだって再開していい

 人は、成長するなかで、様々な経験をします。「あきらめる」もその一つです。あきらめるタイミングは、人それぞれです。

 

 クラスにもっと上手にできる子がいる。学校の先生からその職業は、就ける人はひと握りだから別の職業を選びなさいと言われた。はたまた家族から、反対された。金銭的な問題であきらめた。結婚したタイミングで、子育て優先にしたいから、介護をすることになったから。

 

 あきらめることで得るものもあるかと思います。しかし、あきらめたものの、どこか心に引っかかる。

 

 もしも、あのとき「やりたかったこと」を選んでいれば、どんな人生を切り拓いていたのだろうか?

 

 今回の読書で気づいたことは、「あきらめた」ことを「あきらめ続ける」必要はないということです。

 

 「やりたかったこと」をあきらめた時点から、かなり時が経っていたとしても、再開していいと感じました。

 

 もちろん、日々を重ねているのでまったく同じ再開というわけにはいかないと思いますが、改めて進めることで心残りは解消され、自分らしくいられることに喜びを実感できるかもしれません。

 

 やりたいことをやるのに、「この年からでは無理」や「いまさら始めるなんて恥ずかしい」など、やることに否定的に思うこともあるでしょう。

 

 やってみると案外、そんなことは思い過ごしだったなんてこともあると思います。

 

 昔に手放したやりたいことを再開することで、新たなつながり、新たな発見、新鮮な日々を手に入れる可能性がでてくる。

 

 いつかあきらめたことで、新たな人生を創造する。

 

 始めるのに、いつかなんて関係ない。

 

 本を巡る旅にお付き合いいただき、ありがとうございました。

 

いくつになっても、「ずっとやりたかったこと」をやりなさい。 [ ジュリア・キャメロン ]

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