本を訪ねる

歩くのは自分自身。その前の歩きたいと思える十色のヒントを読書から見つけたい。

考えは書き出したらすこし寝かせてみる/「言葉にできる」は武器になる。を訪ねる2

 様々な角度、視点から考えを見てみる

 こんにちは、ライクです。

 今回は前回にひきつづき、言葉の本への旅になります。

 

 前回、心の中の言葉を掘り下げてみることで、心の風景はより鮮明になることがわかりました。

 

 心の中の言葉を掘り下げてみるとき、その言葉を様々な視点、角度から見てみることが大切だと今回の旅では知ることになりました。

本日の訪ねる本

f:id:raiku8:20210408224618j:plain

言葉にできるは武器になる。

梅田 悟司 (うめだ さとし)【著】

歩くヒントになるコトノハ

  皆さんは「見つめる鍋は煮えない」というヨーロッパの諺をご存じだろうか。

 

 これは、料理をしている時に、鍋の前でずっと見張っていても鍋の鍋の中身は煮えないのだが、他のことに集中して上で戻ってみると、あっという間に煮えている状態を指した言葉である。

自分視点、逆の視点、相手視点

 心の言葉は実体がない。そのままでは、やんわり感じることはできても、はっきりと実感することは難しい。

 

 そこで、自分の内側に湧き出た言葉を書き出すことで、外に文字として実体化し、実際に眺めてみる。

 

 実体化した心の言葉は、目に見えるために整理しやすくなる。

 

 本書には、内なる言葉を整理し、拡張、深める方法が紹介されています。

 

 大きく分けて3つの視点、角度で心の言葉を見つめるようにします。

 

 はじめに、自分の視点で考えてみる。

 

 次に、反対の角度(できたら⇔できなかったら等)から眺めてみる。

 

 さいごに伝えたい相手の視点で見る。

 

 この3つの視点、角度から見ることで、より考えは深みを増し、幅が広がる。

 

 この地点で1つ気になることが出てくる。

 

 自分の視点で見ることは、想像できる。その後の、反対の角度、相手の視点に立ってみるというのは、なかなかに難しく思えてくる。

 

 そこで自分視点に立って、心のこえに向き合ったら、一旦は考えるのを休んで、時間を空けてからもう一度、言葉と対面する。そうすることで、客観的に見ることができるようになっていると、著者は言う。

 

 なんでもいい。取り組んだことで、なかなかうまく進まなくて、ドツボにはまったことはないだろうか?

 

 そんな時、しばらく間をおいて再開してみると、不思議とすんなりできたなんてことはないだろうか。

 

 人は、その時々で、立場、役割りが変わるもの。職場では、仕事人であり、家庭では家族の一員だ。買い物に行けば、お客さんになる。

 

 自分の考えをまとめて、その場を離れれば、内なる心の言葉が湧き出たときとは、違う立場、役割になる。それはある意味で、自分とは違う視点と角度を持つことができるということだ。

 

 職人でいるときには見えなかった視点が、買い物をするお客さん目線になったときに見えてくる。

 

 子どもを育てる親という立場から見えていなかったことが、職場で上司からのアドバイスを受けている部下という立ち位置に立たされたとき、その視点から新たな発見を得る。

 

 考えが思い浮かんだときには、見えなかったものが、その場を離れたことで見えてくる。違う角度、伝えたい相手の視点に立ちやすくなる。

 

 内なる言葉をより幅広く、深めたいときは、自分なりに考えをまとめて、間を空けることが重要。

 

 自分は、他の誰でもない自分だ。

 その自分は、色んな自分からできている。

 いくつかの自分は、想いを伝えたいあの人とどこか似ている。

 

 最後まで本の旅に付き合っていただき、ありがとうございました。

 またどこかでお会いしましょう。

「言葉にできる」は武器になる。 [ 梅田 悟司 ]

価格:1,650円
(2021/4/10 16:43時点)
感想(8件)