本を訪ねる

読書は自分を知る旅

素質にプラスαで能力は飛躍する

素質だけが全てではない

 才能というと、天性のもののように感じてしまいます。

 今回、読書で得た発見は

 『素質にプラスαで能力は飛躍する』

 ということです。

気づきを得たワード

 アリには電光石火の素早さに加えて抜群の頭脳があった。筋力だけに頼らずに知力で勝負した。相手の心の動きを読んで、その急所を衝(つ)こうとしたのだ。リストンの拳闘スタイルを研究したのはもちろんのこと、リングの外のリストンがどんなタイプの人間かも細かく観察した。「インタビュー記事はすべて読み尽くし、彼の周囲にいる人や、彼と喋ったことのある人に話を聞いて回った。毎晩ベッドに入ってから、それをみんな足し合わせて、リストンがどんな戦法で来るかを予測した」。その上で闘いに臨んだのである。

可能性を集めることが大切 

 スポーツ以外にも、様々な職業には

 それに見合った素質というものがあると思います。

 

 その素質が生まれ持って

 他の人よりあることを

 『才能』と呼ぶのかもしれません。

 

 物事を決めるのは結局は才能。

 

 今回の読書では

 それは、すこし違うのかもなと

 考えるきっかけになりました。

 

 体格や頭脳は確かに

 持って生まれた部分で

 個人差があります。

 

 それが大きく影響を

 及ぼす場合もあると思います。

 

 ただし、結果を決めるために

 絶対に必要なものではない。

 

 天性のものの他に

 情報を集める。

 経験から学んだことを生かす。

 他の分野のことと組み合わせて

 新しい方法を編み出す。

 

 これから

 何をどうするか

 何にどう取り組むかが

 『才能』以上に結果へ

 大きく関わってくると思いました。

 

 取り組んでいることが上手くいかない。

 状況を打破したい。

 そんな時は

 『才能』がないからという答えを出す前に

 別の視点から方法を探るようにする。

 

 いまある能力が全ての硬直マインドセットではなく

 能力はやり方次第のしなやかマインドセット

 いまの自分にできうることに取り組んでいきたいと思いました。

 

 他に、結果が全てではなく

 成長の機会として楽しめる。

 そんなマインドセットでありたいです。

 

 最後まで読んでいただき

 ありがとうございました。

 

 本読みで可能性を増やそう!

本日の読書

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MINDSET(マインドセット

キャロル・S・ドゥエック【著】

今西 康子(いまにし やすこ)【訳】

第4章『スポーツ チャンピオンのマインドセット