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読書感想 第9章 【次はどこへ?】

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あなたはあなたが使っている言葉でできている

ゲイリー・ジョン・ビショップ【著】

高崎 拓哉(たかさき たくや)【訳】

第9章【次はどこへ?】から印象に残った文章

 時間は、やらない言い訳を探すためじゃなくて、やる理由を探すためにある。

過去も現在も最高の選択だった

 今の自分ではダメだから

 まだ行動に移すのはやめよう。

 

 いつも自身がないから

 行動に移せない。

 

 過去の自分は本当にダメなヤツだった。

 今の自分はこれとこれとこれができていないからダメだ。

 未来には自分では乗り越えられないようなことが待っている。 

 

 本当にそうだろうか?

 

 過去の自分を振り返る時

 今の自分を見つめなおすとき

 未来の自分を想像するとき

 

 それは、いつの自分が行っているのだろう?

 

 きっと

 ダメな過去の自分を振り返るのは今の自分だ。

 だとすると

 過去の自分に未熟さを見つけてしまうのは

 当然のことではないだろうか?

 過去の自分がダメなヤツなのではない。

 今の自分が成長していて

 過去の自分に未熟さが見えてしまうだけだ。

 

 今の自分はこのままではダメだ。

 自身がないから将来に不安を持ってしまう。

 今の自分に自信がないのは当然なのではないだろうか?

 人間の目は前に進むため

 前方を見渡せるようにできている。

 自分の目で直に自分を見つめることは不可能だ。

 それと同じで、今の自分は未来を見ている。

 普段、今の自分を見つめるというのも難しいように思う。

 では今の自分を見ているのは誰かと言うと

 想像上の未来の自分。

 今の自分では危うい将来がまっていると

 自分の身を案じている。

 

 未来の自分を見ているのは

 今の自分だ。

 だから未来に不安を覚えて当然のはずだ。

 なぜなら、未来の自分は

 成長した自分なのだから。

 今の自分よりも成長していて

 できることも多い。

 今の自分が未来にこんなことできないよと

 不安になっても仕方ない。

 

 過去、現在、未来

 どの自分も、その時の自分が見ているわけではない。

 だからこそ不完全に感じる。

 

 本当のところは違うはずだ。

 どの時期の自分もそのときに

 ベストだと思う選択をしているはずだ。

 

 過去に立ち止まったように感じたのなら

 それが過去の自分がベストだと判断した結果だろう。

 

 今の自分が起きている出来事に

 悩みながら、迷いながら

 選択、行動しているなら

 どれもその時にベストだと思って

 進んだ道だろう。

 

 未来に不安を抱いたなら

 それは、今の自分がベストを尽くし

 今よりも成長した自分にしかできないことが

 あるからだろう。

 

 つぎはどこへ行くと選んでも

 自分を卑下する必要はない。

 

 どの時期、時間、瞬間の自分も

 ベストを尽くしているに違いないのだから。

 

 本章を読んでみて

 やる理由を探すためには

 今の自分の目線で行動することが

 必要だと考え至りました。

 

 最後まで読んでいただき

 ありがとうございました。

 

 ホンヨミでいつもベストであることを知ろう!

 

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