本を訪ねる

読書は自分を知る旅

成功と失敗は心のあり方で変わる

読書感想 第2章 【マインドセットでここまで違う】

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MINDSET(マインドセット

キャロル・S・ドゥエック【著】

今西 康子(いまにし やすこ)【訳】

第2章【マインドセットでここまで違う】から印象に残った文章

 私は、自分の口から初めて、「これは難しくて、面白い」という言葉が出たときのことをけっして忘れない。

成功や失敗の求め方

 第2章で面白いと感じたことは

 成功や失敗という概念が

 心のあり方で違うということです。

 

 大切なのは「結果」か「過程」どちらかという問いを

 聞いたことがある方がいるかと思います。

 

 良い結果を得られなければ失敗だ。

 結果は良くはなかったが

 過程の途中で新たな発見があったので成功だ。

 

 今回の読書では

 結果を重視することは硬直マインドセット

 過程を重視することは、しなやかマインドセット

 だと感じました。

 

 硬直マインドセット

 才能や能力は

 もとから決まっているという考え方。

 

 しなやかマインドセット

 努力しだいで成長できるという考え方。

 

 2つのマインドセットの違いから

 硬直マインドセットの人は

 結果に成功を見いだし

 しなやかマインドセットの人は

 過程の発見に成功を見いだす。

 

 どちらのマインドセットを持っているかで

 成功も失敗も内容が違ってくる。

 

 硬直マインドセットだと

 結果を重視するあまり

 今の自分の能力でできるかを考えるので

 1つ上のレベルには挑戦しない傾向があるようです。

 

 一方でしなやかマインドセットだと

 過程を重視するので

 今の自分の能力よりも上のレベルでも成長できると考えて

 取り組むことができるそうです。

 

 誰しもが2つのマインドセットの要素を持っていると

 第2章にはあります。

 

 物事に取り組んで

 結果が出た時に

 人は硬直マインドセット

 なりやすいのではないかと思いました。

 

 特に結果が良くない時とかはそうかもしれません。

 良くない結果に落ち込んで

 結局は努力とかムダだったんだと

 硬直マインドセット

 心が傾いていくように感じました。

 

 結果が出た時に次をどうするか

 新たな目標を持つことで

 結果を過程に変化させる。

 そうすることで

 しなやかマインドセット

 心をたもてるような気がします。

 

 結果を今と捉えるか

 まだ先にあると捉えるかで

 成功と失敗の意味合いが変わってくる。

 

 成功や失敗の意味を決めるのは

 自分次第と考えると面白く感じませんか?

 

 そして著者のキャロルさんは

 硬直、しなやか

 どちらのマインドセットが良いかという話ではなくて

 どちらでも選ぶことができる。

 どちらを選ぶのも当人次第とあります。

 

 より成長をしたいか

 今の自分に満足感を見いだしたいか

 

 僕自身は

 より成長したいと思うので

 しなやかマインドセットでいられるよう

 努力していきたいと思います。

 

 最後まで読んでいただき

 ありがとうございました。

 

 本読みで結果を過程に変える新たな目標を立てよう!