理想と現実の違いを見極めよう
今回は
本当の勇気は「弱さ」を認めること
5章『理想と現実のギャップを埋める方法』の読書感想です。
本当の勇気は「弱さ」を認めること
ブレネー・ブラウン【著】
門脇 陽子(かどわき ようこ)【訳】
理想に誠実で現実に真摯的でいよう
子どものころをすこし振り返ってみよう。「みんなと仲良くして、ケンカしないこと」や「ちゃんとあいさつはしましょう」や「嘘はぜったいについたらいけません」と教えらえて育ってきた人は多いのではないだろうか?
幼稚園や小学校低学年など、まだ幼い頃はそれらの「正しいとされる理想の行い」を信じていたはずです。しかし、大人に近づくにつれて少しづつ気づいていく。
そう教えてきた大人たちがそれらを実践していないことに。身近な大人で言えば、両親だ。母親が父親のグチを子どもにこぼす。父親が帰宅して、会社の仕事仲間のグチをこぼす。時には、夫婦喧嘩をする。「みんなと仲良くして、ケンカをしないこと」と教えた両親が現実的にはケンカをしている。
そのほかにも「あいさつ」だってそうだ。会社内で「おはようございます」と挨拶をしても挨拶を返さない人もいる。「嘘をつかない」これもそうだ。おそらくこの世の中で「嘘をついたことがない」という人はいないだろう。
理想と現実は違う。もしも子どもたちがそれに気が付いたとき、果たして子どもたちは、理想に関心をよせるだろうか?きっと理想には無関心になるはずだ。反対に現実で実際に目をしたことこそ真実だと、右にならえで同じことをするだろう。
理想と現実を近づける。子供でも、部下でも、こうあってほしいという理想を説くとするなら、理想と現実を近づける努力が必要。
そして無理な理想よりも、現実に近い理想を掲げる。「みんな仲良く、ケンカをしない」、「嘘をつかない」など、かなり実現が難しい理想を掲げると現実とかなりかけ離れてしまうので、自分が実践できる内容にする。
たとえば「みんな考え方に違いはあることを理解する。相手の考えも尊重する。ケンカをした際は、しっかり話し合う」など、出来る範囲の理想を掲げる。
仮にできる範囲での理想でも、誤って理想と違う選択をしてしまったら。その時は、やり直せるならやり直す。できなかったことをきちんと謝る。理想には誠実であることが大切だと感じました。
そして、できる理想をかかげるために必要なことは、現実の自分と真摯に向き合うこと。いまの自分の弱さ、もろさをしっかり受け入れることが、良き理想を掲げることに必要だと思いました。
5章『理想と現実のギャップを埋める方法』より
私たちは、リーダーとして親として教育者として、完璧である必要はない。ただ熱意をもって関り、価値観と行動を一致させるよう努力すればいいのだ。
さいごに
5章を読んでいて、頭によぎったことがあります。それは、2021年現在、新型コロナウイルスの影響で、外食の自粛が求められている中での、議員の会食です。外食を自粛して感染を抑えるという理想に対して、現実では自粛を求めた議員たちが会食をしたことがニュースで取り上げられていました。議員の会食という行動が、世間の新型コロナに『関わる意欲の喪失』につながらないか考えてしまいました。
理想を掲げる時
自分の弱さともろさに真摯的に向き合う
掲げた理想には誠実である
理想には誠実さを、現実には真摯的に
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
ホンヨミで、理想と現実のギャップを埋めよう。
本当の勇気は「弱さ」を認めること
4章読書感想↓
本当の勇気は「弱さ」を認めること [ ブレネー・ブラウン ] 価格:1,980円 |