何と勝負しているか?
勝つことよりも何と勝負しているかを考える
今回は
あなたはあなたが使っている言葉でできている
第3章『私は勝つに決まっている』の読書感想です。
あなたはあなたが使っている言葉でできている
ゲイリー・ジョン・ビショップ【著】
高崎 拓哉(たかさき たくや)【訳】
ネガティブな信念をもっていないか
勝つことよりも何をテーマに勝負をしているかが大切。著者のゲイリーさんは「またできなかった」と結果が失敗に終わっても、実は「勝っている」と言う。どういうことか?。
「また上手くいかないに決まっている」という考えの通りになっている。これまで、上手くいかなかったことが、少しづつ上手くいく。そして成功、つまり「勝利」を収めそうになった時、なにかしらの理由で上手くいかず失敗に終わる。このとき「ほら、また上手くいかなかった」と自分の思惑の通りになる。
「また上手くいかない」という思惑通りになった。それは、始める前に自分が予想した通りの結果を達成している。つまり「勝利」したことになる。
勝負に勝つことで、望んでいなかったはずの結果を得ることになる。無意識の中で、人は「こうなるだろう」ということに向かって行動をする。
勝つことよりも、いま自分が何の勝負をしているか?を考える。「この前も上手くいかなかったから失敗するかも」と考えていては、失敗へ無意識に進んでいく。いま、自分が取り組んでいる勝負に「結局いつも上手くいかない」という考えがあるなら、その勝負は一旦やめて、「今度は、上手くいく」勝負をする。「上手くいかない」ことに対して、気持ちを切りかえられる面白い考え方だと思いました。
第3章『私は勝つに決まっている』より
無意識の奥深くに埋め込まれたパターンをなぞるように、実はあなた自身がわざと関係を失敗へ導いていたのだとしたら?
さいごに
昔、聞いた言葉に『ダメンズウォーカー』という言葉がありましたが、ダメな男『ダメンズ』ばかりと付き合うという意味です。もしかしたら、「わたしが付き合う人はいつもダメンズばかり」という思い込みを証明する勝負に、勝った結果かもしれませんね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
ホンヨミで、なにで勝負をするか見極めよう!
あなたはあなたが使っている言葉でできている
第2章の読書感想↓
あなたはあなたが使っている言葉でできている Unfu*k Yourself 価格:1,650円 |