日々変化するものが見えているか
変化にどうするか?
こんにちは、ライクです。
今回は、広く知られた名著です。
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チーズはどこへ消えた?【電子書籍】[ スペンサー・ジョンソン ] 価格:922円 |
【著】スペンサー・ジョンソン 【訳】門田 美鈴
著者紹介より(一部迷路の外には何がある?『チーズはどこへ消えた?その後の物語』著者紹介より抜粋)
著者のスペンサージョンソンさんは、医学博士であり心理学者です。心臓のペースメーカー開発にも携わりました。
※2017年に78歳で逝去。チーズはどこへ消えた?の続編、「迷路の外には何がある?『チーズはどこへ消えた?』その後の物語」が最期の遺作となっています。
翻訳者の門田美鈴さんは、フリーライターでスペンサージョンソンさんの著書以外にも他多数の書籍の翻訳をされています。
本作の内容
本作は、ネズミ2匹と小人2人が、チーズを求めて迷路を探索します。そして2匹と2人は、ついにチーズの沢山ある部屋を見つけます。喜ぶ2匹と2人ですが、その部屋のチーズがなくなっていき、チーズがなくなったことで今後をどうするか選択を迫られます。
さて!2匹と2人はどのような選択を取るのか!運命やいかに!
変化に対してとるべき行動を考えさせられる寓話
本書は、ネズミと小人たちのなくなったチーズを探索する姿から、変化に対してどうするかを考えさせらる寓話となっています。
物語に出てくるチーズとは?
本書によるとチーズとは、僕たちが人生で求めているもの。
仕事、家族、財産、健康、精神的な安定等だそうです。
迷路とは?
本書に出てくる迷路は、チーズを追い求める場所。
会社、家庭、地域社会等を表しているそうです。
日々チーズの変化に目を配る
ネズミのスニッフとスカリーは、最初に見つけたステーションCのチーズが日々少なくなっているのに気が付いていました。なので、チーズが消える前に心構えができていました。
求めるものが手に入った後も、それはずっとそこにあるものではなく、絶え間なく変化をしているということを、忘れずに見ていく必要があることがわかりました。
手に入れたものが無くなる恐怖、無くなったという事実を受け入れる強さが必要なんだと感じました。
その強さを持つ方法はネズミのスニッフとスカリーがそうしたように、シンプルに「今、ここ」に目を向け考え動くことだと感じます。
最後に
本作は、僕が社会に出て2冊目に読んだ自己啓発本になります。
今回、読書感想ブログを立ち上げたのをきっかけに読み直したいと思い、図書館でかりました。
読み直してみると、『変化に対する不変的な教訓』であるように感じます。
常日頃から自分の周りの環境は気づかないくらいに少しづつ変化していて、気が付けばガラッと様変わりしているようなこともあります。
特にこの記事を書いている時点では、新型コロナは上記に当てはまると思います。
新型コロナを今年の1月にニュースで観ていた頃は、世界的な広がりを見せ、ここまで身近なものになるとは想像もしていませんでした。
今後の社会で、チーズ(住み良い生活)のありかを皆で探す必要があると感じます。
本書は、今後の生活の一助になる1冊だと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
本読みで、素敵なチーズ(発見)を探そう!
※本書は図書館で借りました。本書が気になった方は、最寄りの図書館にあるかもしれません。最寄りの図書館のホームページで検索することをおすすめします。