信念は選べる
信念は強力なエネルギー
こんにちは、ライクです。
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迷路の外には何がある?
『チーズはどこへ消えた?』その後の物語
【著】スペンサー・ジョンソン 【訳】門田 美鈴
著者紹介より…
著者のスペンサー・ジョンソンさんは、心理学者で医学博士。
著書『チーズはどこへ消えた』が、全世界で累計2800万部を売り上げた大ベストセラーになった。2017年、78歳で逝去。本作が遺作となる。
翻訳者の門田美鈴さんは、多数の訳書がり、スペンサー・ジョンソンさんの著書を多数翻訳しています。
チーズはどこへ消えた?の続きの話。
本書は大ベストセラー『チーズはどこへ消えた』の続編となっています。
前作の『チーズはどこへ消えた?』は、変化がテーマでした。
今作『迷路の外には何がある?』は、信念がテーマとなっています。
前作が主に登場人物の小人、ホーの『変化』に対する考え方だったのに対し、本作は、前作で変化ができずにいたヘムに視点を当てて描かれています。
信念を選ぶことで、行動する力を得る。
本作の物語の主人公ともいえるヘムは、古い信念を捨て去り、新しい信念を持つことで、本作で登場するあたらしい小人ホープと共に、迷路の外へと脱出することができました。
最初ヘムは、消えてしまったチーズは待っていれば、また現れて事態は好転するという信念を持っていました。
そのため親友のホーが新しいチーズを探そうと誘っても、頑なに今いる場所を動きませんでした。
しかし、本作でホープと出会い自分の持っている信念に疑念を抱きます。
そしてヘムは、当初持っていた信念を捨て、新しい信念を持つことで前に進む行動力を得ることになります。
信念を変えるには根本的なものに疑問を持つことが大事。
本書を読んでいて、信念を変えると、行動力を起こす強力なエネルギーになることが解りました。ただ、信念とは、自分の持っている『当たり前の考え方』だと思います。
当たり前の考え方を変える機会というのは、ヘムがホープとの会話の中から得たように、誰かからの意見や提案から得ることが、一番多いのかなと感じました。
もしも新しい信念に出会いたいなら、意見や提案をされた場合に、自分がいま持っている当たり前の考え方(信念)に基づいて否定や肯定をする前に、自分の当たり前の考え方(信念)を見つめてみることが大切なんだと思います。
もしも壁にぶつかり、進む道に行き詰ったら…
今の自分の信念を見つめなおしてみよう。
想像を超えた発見があるかもしれない。
その壁にはもしかしたら、ドアがあるかもしれない。
その壁にはもしかしたら、はしごが付いているかもしれない。
ひょっとすると壁にぶつかった夢を見ているだけかもしれない。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
本読みであたらしい信念の発見をしよう!
※この本は図書館で借りました。最寄りの図書館にあるかもしれません。
前作『チーズはどこへ消えた?』の読書感想記事です。
良ければご覧ください(^-^)