賢明に生きるには、加えるのではなく…減らす！
１冊目です。
こんにちはライクです。１冊目の読書感想です。最初の記事（はじめに）からだいぶ経ってしまいました。（汗）
とりあえず、今後もマイペースでやっていきたいと思います！
では、今回の読書感想は賢明に生きるコツを紹介している本について…
読書感想
Ｔｈｉｎｋ Ｓｍａｒｔ ロルフ・ドベリ【著】 安原実津【訳】
Ｔｈｉｎｋ Ｓｍａｒｔこちらの本は、日頃おちいりがちな思考の誤りや錯覚を紹介・解説しています。
例えば、なぜ、大事なことをいつも後回しにしてしまうのか？や、なぜ楽観過ぎる計画を立ててしまうのか？などの思考の誤り。
平均をもとに予測を立てると危険がともなう。や「目立つもの＝重要なもの」ではない。などの思考の錯覚。
こういった思考の誤りや錯覚を名称つきで計５２件紹介・解説、それらはなぜ起きるか？を実際にあった出来事、実験を交え説明されています。名称があるとモヤっとした状態よりもその現象をクッキリととらえることができてよいなと感じました。（あっ！これは○○効果だ！など）
思考の誤りは「あるある！」と共感できることが結構ありました。
例えば、なぜ、大事なことはいつも後回しにしてしまうのか？はブログを書こうと思っているけどついつい後回しにしてしまったり。（汗）
なぜ楽観すぎる計画を立ててしまうのか？だと、休みの前日に明日は休みだからあれとこれとそれをやって…と予定を詰め込みたてて結局、ほとんどやれないなど。
これら以外にも共感できる思考の誤りは結構ありました。
思考の錯覚はなるほど！と思わず言いたくなるような面白くためになることがありました。
上記の平均をもとに予測をたてると危険がともなうや、「目立つもの＝重要なもの」ではないは、平均に潜む錯覚が解説されていて、なるほどと感心したり、「目立つもの＝重要なもの」に関しても納得の解説でした。
思考の誤りや錯覚を減らし賢明に生きる思考法を身につける。
何か特別な方法を生活に加えるのではなく、思考の誤りや錯覚を理解し、それらを避けて間違えを減らすことこそ幸せに生きるコツだと著者のロルフ・ドベリさんは説いています。
何かを新しく行うのではなく、不要なことをやらない。
確かにそのほうが負担なく行うことができるような気がします。
知って、落ち着いて、気が付つくことが大事
読んでいて思ったことは、これらの誤りや錯覚は突然やってきたり、習慣づいていたりして繰り返されることが多いのかなと感じました。
その誤り、錯覚におちいりそうなとき落ち着いて気が付くことが大事だと思います。
突然起きる場合も知っていることでなるべくは落ち着いて回避できるはずです。
思考の誤り、間違いを減らして無駄なく生活を送れるようになりたいと思います！
最後に…
本書の所々に出てくる著者ロルフ・ドベリさんの言い回しや例えが面白くて、読みながらクスリと笑える部分があります。おしゃれでクスリとできる言い回しや例えで、割と難しいことが書かれている部分でも読み易かったです。
最後の項目の結論は、もうすぐ読み終えるというところでこの結論をもってくるか！と思わずクスリと笑ってまいました。（笑）
日常の思考の誤り、錯覚を知って無駄を減らしたい方におすすめです！
最後まで読んでいただきありがとうございました。
 |
Think Smart 間違った思い込みを避けて、賢く生き抜くための思考法 [ ロルフ・ドベリ ] 価格:1,870円 |
