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読書は自分を知る旅

成長には教え方のほかに教える人の心のあり方も大切

読書感想 第3章【能力と実績のウソホント】

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MINDSET(マインドセット

キャロル・S・ドゥエック【著】

今西 康子(いまにし やすこ)【訳】

第3章【能力と実績のウソホント】から印象に残った文章

 でもやはり能力差はあるのでは?テストの点数や成績はその子の能力レベルを示すものでは?そう思われる方も多いだろう。でも思い出してほしい。テストの点数や成績は、その生徒の現在のレベルを示すものであって、将来どこまで伸びるかを予測するものではない。

教える人の評価と教わる人の成長について

 第3章で心がけたいと思ったことがあります。

 それは、自分の評価から

 教える人の能力を決めつけて

 教える範囲を狭めないようにすることです。

 

 教師でなくても

 さまざまな職場で

 教えるということは常に行われています。

 

 教える相手も様々で

 部下を始め

 新入社員

 アルバイト

 派遣スタッフ

 海外の技能実習生やインターン

 

 細かく言えば

 男性、女性

 年上、年下

 地域、国籍 

 

 そして

 物覚えが良い人

 そうでない人

 

 色んな情報や仕事の出来具合で

 「この人は、このくらいの能力」と

 判断、評価をします。

 

 その時点が相手のすべてと

 決めつけてしまうと

 「このひとはここまでしかできないな」と

 教える範囲を限定的にする可能性があります。

 そこで相手の能力もおのずと決まるはずです。

 

 第3章を読んで

 教える時に

 できそうな範囲をどう教えるかという

 硬直マインドセット(能力は最初から決まっているという考え方)

 ではなく

 しなやかマインドセット(能力は努力次第で成長する)を心がけ

 どうすればより相手の成長範囲を広くすることに

 貢献できるかを考えられるように

 心がけたいと思いました。

 

 最後まで読んでいただき

 ありがとうございました。

 

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