本を訪ねる

読書は自分を知る旅

幸せの材料は豊かな感情

幸せには様々な感情が含まれている

 幸せというと

 どんな気持ちを

 想像しますか?

 

 僕自身は

 やはりポジティブな気持ちです。

 喜怒哀楽でいうと

 喜と楽でしょうか。

 

 今回の読書で

 学んだのは

 幸せを感じるのに必要な感情は

 ポジティブな感情だけでなく

 様々な感情を受け止めることが

 大切ということです。

本日の読書

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最先端研究で導きだされた「考えすぎない」人の考え方

堀田 秀吾(ほった しゅうご)【著】

歩くヒントになるコトノハ

 さまざまなことを経験し、多様な感情を味わいながら、あるがままを受け入れていくことが究極の幸せである

幸せはポジティブな感情だけでは成り立たない

 むかし好きなテレビ番組で

 1つの食材もしくは料理を

 一定の期間食べ続けるという

 企画がありました。

 

 その企画は

 初日や2日目は

 「美味しい」と食べることが

 多かったのですが

 最終日やその2日前とかには

 その味に飽きて

 ツラそうに食べるということが

 定番でした。

 

 放送回によっては

 好きなもののみを

 食べ続けるというのも

 あったと思います。

 それでも飽きるようです。

 

 僕自身

 カレーを作りすぎた時には

 残りをどう工夫して

 飽きないように食べるか

 考えたりします。

 

 どんなに

 好きなものでも

 食べ続けると

 好きな気持ちが

 薄れてくる。

 

 それは

 他に味わうものが

 無いためです。

 

 色んなものを食べてみて

 好きな食べ物は決まります。

 

 甘味

 苦味

 酸味

 塩味

 旨味

 調理するとさらに

 その味が掛け合わされて

 複雑な味になります。

 

 沢山の味があればあるほど

 好きな味というのは

 より好きになると感じます。

 

 感情も同じで

 嬉しい

 楽しい

 以外にも

 怒りや

 悲しみ

 など様々な感情が

 掛け合わされて

 複雑な感情を受け止めることで

 幸せを感じられるのだと

 本書を読んでいて思いました。

 

 嬉しいことや

 楽しいことだと感じる事も

 それだけになると

 比較するものが無いので

 嬉しいのか楽しいのか

 わからなくなるはずです。

 

 ツライことや

 悲しいことも

 一度経験すれば

 次に同じ様なことが起きたとき

 立ち直るチカラになるかもしれません。

 またその経験が

 嬉しいときや

 楽しいときを感じさせることに

 必要な感情でもあると考えられます。

 

 ワクワクも

 ドキドキも

 ハラハラも

 クヨクヨも

 感じられたことに意味がある。

 様々な感情が重なり合って

 より深みが増す。

 

 その沢山の感情が

 幸せを感じる価値観をつくる。

 

 多くのものは単調ではない。

 味も

 色も

 形も

 どれも様々なものがあることが

 好みを感じさせます。

 

 暑い夏には涼しい青色を

 寒い冬には温かいオレンジ色。

 

 感情も同じで

 色々あるから

 幸せを感じれる。

 

 感情の豊かさと

 幸せについて

 考えた読書でした。

 

 最後まで読んでいただき

 ありがとうございました。

 これまでの豊かな感情が

 幸せにつながりますように。

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感想(0件)

ネガティブな感情は良くない!と思うことが良くない。

まずはありのままを受け入れる

 ポジティブでいるべき!

 ネガティブな感情は良くない!

 というのが一般的ですよね。

 

 今回の読書で

 無理やりポジティブな感情に

 なろうとしないことも大切だと気づきました。

本日の読書

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最先端研究で導きだされた「考えすぎない人」の考え方

堀田 秀吾(ほった しゅうご)【著】

歩くヒントになるコトノハ

 ネガティブな状態になっている人がムリにポジティブになろうというのは自己矛盾を引き起こし、かえって自分のネガティブさに気づかされてしまいます。そして、よりネガティブ思考を深めてしまう原因になるのです。

落ち込んだら落ち込んでいることを意識する

 応援したい時や

 励ましたい時に

 いつも迷ってしまうことがあります。

 

 「頑張って」と声をかけるか

 

 上手くいっていないときに

 「頑張って」と励まされたら

 どう感じますか?

 

 応援しているよという

 気持ちで言ってくれているんだなと

 受け止める。

 

 「頑張って」という言葉から

 「やっぱりちゃんとできていないんだ」

 と逆に落ち込んでしまう。

 

 時と場合によっては

 「頑張って」の励ましや応援は

 ネガティブに受け止めてしまい

 落ち込んでしまうことがあるかもしれません。

 

 「頑張って」と声を掛けられて

 「私は出来ていないんだ」と

 言葉をとらえたとしたら

 もしかしたらネガティブな感情に

 気持ちが傾いているのかもしれません。

 

 イライラや

 クヨクヨした時

 

 まずは

 イライラ、クヨクヨしている

 自分を認めることが大切なようです。

 

 ネガティブな感情を否定して

 無理やりポジティブになろうとしない。

 

 まずはネガティブな感情を受け止める。

 

 受け止めてから

 次のステップに行く。

 

 無理にポジティブに

 なる必要はないと

 気づきました。

 

 ネガティブな時は

 誰にでもある。

 

 最後まで読んでいただき

 ありがとうございました。

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病めるときも健やかなるときも

運命とは誰が運んだ命か

 運命の出会いとは

 どういったものをいうのでしょうか。

 運命の出会いを体験したこはありますか?

 

 今回は

 運命の出会いについて

 考える読書でした。

本日の読書

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MINDSET(マインドセット

キャロル・S・ドゥエック【著】

今西 康子(いまにし やすこ)【訳】

歩くヒントになるコトノハ

 そのとき、私ははたと気づいたのだ。親子関係の半分は私が握ている。親子関係の半分は私の意志で変えられる。少なくとも、母を愛する娘になることだけなら、自分が望めばできる。母がどうするかは、ある意味で、たいしたことではない。私が一歩前進したことに変わりはないのだから。

幸運とは理解をしたいと思えたこと

 パートナーでも

 子どもでも

 親でも

 友人でも

 様々な出会いは運命だとしましょう。

 

 運命とは

 すべてが生まれる前から決まっている…

 ということだった場合。

 

 もって生まれた巡り逢わせだから

 自分では変える余地がないと考えてしまう。

 

 相手に自分の

 理想通りの姿でいてほしいと

 思ってしまう。

 

 理想の夫、妻

 理想の子ども

 理想の父、母

 理想の友人

 

 すべては決められた運命だった。

 だから理想どおりではない相手に

 イラ立ちや不満を覚えてしまう。

 

 イラ立ちや不満から

 関係がギクシャクしてしまう。

 距離が離れる。

 

 運命とは

 自分の命は自分が運ぶ。

 自分の運命は自分で決めるという

 意味合いでとらえた場合。

 

 パートナーは悩みながらも自分が選んだ。

 父や母は不満に思うところもあれば良いところもある。

 息子(娘)は、心配なところもあるがしっかりしているところもある。

 ときどきケンカをすることもあるが、なんだかんだ理解し合える良き友人。

 

 両親や子どもは確かに選べません。

 ただ、私の運命の人だからと理想を押し付けることも

 相手の良いところ、不満に思うことを見いだすことも

 自分次第でできます。

 

 カップルに夫婦

 親子

 友情

 

 どれも1人の人生ではなく

 2人の人生

 半分は自分です。

 

 半分は著者のキャロルさんの言うように

 自分が決められる。

 

 運命の出会いというと

 とても幸運のように感じます。

 

 その幸運は

 誰かに与えられたものではなく

 自分が半分は決めたもの。

 

 自分の願いが決まった喜びが半分。

 

 後の半分は

 愛した相手を理解し

 より絆を深めることができること

 なのかなと思いました。

 

 病めるときも

 健やかなるときも

 相手を理解する機会があることは

 幸運ということを忘れずにいたいものです。

 

 最後まで読んでいただきありがとうございました。

 皆さまが素晴らしい運命の出会いに恵まれますように!

たまにはひとやすみ、ひとやすみ。ボーっとすることも大切。

ボーっとしながら少し休む有意義な時間

 ボーっとしている時間って

 どんなイメージがありますか?

 

 人によっては

 もったいないと

 感じてしまうかもしれません。

 

 そんな時間があったら

 やれることやったほうがいいって

 思ってしまうでしょう。

 

 今回は

 ボーっとする時間について

 そんな時間もあってもいいかもと

 思えた読書でした。

本日の読書

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最先端研究で導きだされた「考えすぎない」人の考え方

堀田 秀吾(ほった しゅうご)【著】

歩くヒントになるコトノハ

 勉強や仕事では小休止を挟んだほうが定着しやすくなり、情報処理が効率的になると言えるでしょう。

休む時間もあんがい休んでいない

 休んでいる時でも脳は

 記憶したことを復習してくれていると

 本書にはあります。

 

 休んでいる時は

 考えごとや

 ほかのことを

 やらないほうが良いとのことです。

 

 なるべく考えごとをせずに

 ボーっとする。

 

 そうすることで

 脳内では

 休む前に取り組んでいたことの

 復習をしてくれているとのこと。

 

 振り返ってみると

 仕事の休憩時間には

 特に何かやることがなくても

 スマホを触っていることが

 ほとんどの様な気がします。

 

 あとは

 誰かとしゃべっていたり。

 休憩後の作業を考えてみたり。

 

 考えれば考えるほど

 ボーっと休憩するなんてことは

 無いように思います。

 

 そう考えると

 脳って

 常に情報を与えられている

 環境なんですね。

 

 どんどん

 物だけが運ばれてきて

 物がどんなものかを

 確かめる時間がない。

 

 そんな状況ということでしょうか。

 

 脳がもらった情報を

 復習する時間をもてるように

 ボーっとできる時間を

 持つようにしてみたいと思いました。

 

 上手くいかない時って

 誰にでもあるはずです。

 

 そんな時こそ

 何も考えず

 ボーっとする時間を

 作ってみるのもいいかもしれません。

 

 実体験として

 取り組んでいることから

 すこし離れてみた方が

 上手くいくようになった

 ということは割とあります。

 

 きっと

 その離れた時に脳内では

 復習をしてくれていたのかもしれません。

 

 最後まで読んでいただき

 ありがとうございました。

 

 たまにはボーっとしてみよう( ˘ω˘ )。。

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なぜ才能を求めてしまうのか

一度は欲しいと思うもの

 才能ってあると思いますか?

 誰しも自分が興味を持ったことの

 才能を欲しいと

 思ったことはあるはずです。

 

 今回の読書では

 なぜ人は才能というものを

 自分にも誰かにも

 求めてしまうのか

 考えてしまいました。

本日の読書

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MINDSET(マインドセット

キャロル・S・ドゥエック【著】

今西 康子(いまにし やすこ)【訳】

歩くヒントになるコトノハ

 才能は生まれつきだと思いこんで、成長の可能性を秘めた人材を求めようとしない組織がなんと多いことか。そのような組織は、リーダーに成長しうる人材をどんどん逃がしてしまうだけではない。天賦の才への信仰が、天才に祭り上げられた人を押しつぶし、傲慢で保身的で向上心に欠ける人間に堕落させてしまうかもしれないのだ。

 能力の育成を重んじる文化を作ろう。そうすれば、その組織からはおのずとリーダーが育ってくる。

天才の分岐点と才能を求めてしまう心

 今回の読書では

 天才と言われる人たちの

 硬直マインドと

 しなやかマインドでの

 行く末の違いが語られています。

 

 硬直マインドは

 才能は生まれ持ったものだと考える。

 その考えから

 自分より能力が無いと思うと

 見下したり、対等には扱わない。

 自分より能力がある人が出てくると

 自分の才能が脅かされるので

 排除しようとする。

 

 持って生まれた才能が絶対のため

 学ぼうとすることはなく

 間違った選択でも

 間違いに気づくことが難しい。

 

 しなやかマインドセット

 ひとは成長するものだという考えを持つ。

 その考えから相手の成長を信じ

 また自分の成長も信じている。

 自他共に信じていることから

 相手の弱さ、自分の弱さも

 受け入れることができる。

 その弱さを強みに変える努力ができる。

 

 経験や学びが重要ととらえているので

 失敗はあるものと考える。

 失敗の起こる可能性を認めているので

 間違いに気づきやすい。

 

 自分の才能を

 取り組んでいるものに

 発揮できるとする。

 

 その才能を個人の

 生まれもった

 特別なものと考えるか

 周囲との協力のもと

 経験や努力から得た物

 または与えられたものと

 考えるかが

 その先の分岐点になる。

 

 絶対不変の才能などなく

 一人の秀でた能力よりも

 全体の可能性を信じて

 皆で切磋琢磨することの方が

 大きな成果をつかむ。

 

 才能、長所という能力を

 扱う心のあり方が

 重要だということがわかりました。

 

 才能は心のあり方次第では

 薬にもなるし毒にもなる。

 

 今回、読んでいて

 気をつけたいと思えることがありました。

 

 それは、職場に

 新しく入ってきた新人さんに

 仕事を教える時のこと。

 

 初日に作業を教えながら

 この人は出来る人

 この人は時間がかかりそう

 この人はダメかも…

 など天性の才能という部分で

 人を評価していることが

 あったように思います。

 

 まだ出会って間もない時

 その人の情報が少ない時こそ

 才能という部分で

 判断してしまいがちだと感じました。

 

 人は成長する。

 

 そのことを大前提に

 今後、業務を教える際は

 取り組んでいきたいと思います。

 

 …それにしても

 人はなぜ

 才能というものに

 憧れてしまうのでしょうか。

 人にそれを求めてしまうのでしょうか。

 

 現実だけでなく

 マンガやアニメ

 ドラマに映画

 空想の世界でも

 特殊能力や超能力が

 重要な設定であることは多くあります。

 

 なぜ人は天性の才能というものに

 憧れるのか?

 とても気になりました。

 

 なぜ人は才能というものに憧れるのでしょうか?

 

 最後まで読んでいただき

 ありがとうございました。

 

 本読みでみんなと共に成長できる力を得よう!