Ｔｈｉｎｋ ｃｌｅａｒｌｙ（シンク・クリアリー）を読む⑥／幸せに気づく引き算
幸せに気づく算数
「慣れ」というものがありますね。
新しい取り組みも日々続けていると
慣れて日常になっていく。
新鮮で新しい経験も慣れてしまえば
普段、呼吸をしているように
意識することなく取り組んでいく。
もはや日常になってしまったことに
気づくことができる方法を
今回の読書では学びました。
本日の本
Ｔｈｉｎｋ ｃｌｅａｒｌｙ
（シンク・クリアリー）
ロルフ・ドベリ【著】
安原 実津（やすはら みつ）【訳】
歩くヒントになるコトノハ
「私たちはたいてい、自分が手にしている幸せにはきづかない」
引き算が幸せを浮き彫りにする
今あるものに気づき
今を受け入れることに
「足るを知る」といいますが
今回の読書で紹介されていたのは
「知るを引く」ことでした。
「心の引き算」
「心の引き算」とは
今あるものを「引いて考えてみる」
「心の引き算」を行うときに
本書ではより具体的で
実際にそうであるかのように
想像するのがより効果的であると
書かれています。
もしも
〇〇がなかったら
〇〇は大切だと思う
モノやコトやひとなど
大切だと思う何か以外でも
いいかもしれません。
もしも
仕事がなくなったら
もしも
趣味がなくなったら
もしも
友人に出会わなかったら
もしも
パートナーに出会わなかったら
もしも
わが子に出会わなかったら
もしも…
「心の引き算」は
脳に非常に大きな興奮を与えるため
慣れることはないと著者は言います。
確かにほんの少しでも
「心の引き算」を実践してみると
今あるものがなくなることの怖さ
今あることの大切さを
実感できました。
「足るを知る」ことに
「知るを引く」ことは
すごく有効だと感じました。
普段、呼吸をするようにと
冒頭に書きましたが「呼吸を引く」と
それこそ、なに1つできません。
モノ、コト、人でも慣れてしまって
呼吸のように意識していないことは多いです。
そう考えると無数の幸せに
囲まれているんだなと思いました。
最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
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