本日の読書
タイトル:ビブリア古書堂の事件手帖Ⅱ~扉子と空白の時~
著者:三上 延(みかみ えん)
誰かに買われたお取り置きの本
それは扉子が小学3年生の時のこと、お取り置きをお願いしていた本が先に誰かに買われてしまった。
お取り置きをしてもらっていたので、間違えでもしない限り買われることはない。
店主が不在の間、アルバイトが店番をしていた。
では、アルバイトが間違えて売ってしまったのか?
本を購入した人はどこの誰で、どこへ行った?
扉子と、父親の大輔は取りおいてもらっていた本を無事に買うことはできるのだろうか?
読書感想文の題材に選んだ本
今回もまた、第一話の『雪割草』の著者の横溝正史が書いた小説です。
第一話と何かつながりがあるのか楽しみですね。
横溝正史は、金田一耕助シリーズを執筆した作家で、『獄門島』も金田一耕助シリーズのひとつ。
『獄門島』は、連続殺人事件の謎を金田一探偵が解いていくといった内容のようです。
大人が介入していい範囲
『獄門島』を題材に読書感想文を書くことを学校の担任の先生はよく思っていないようです。
先生の気持ちもわからないでもないですよね。
小学3年生が、連続殺人事件が描かれた小説を題材に読書感想文を書くと聞いたら、その本を読ませてもいいのだろうかと考えてしまいます。
ただ、子供が興味を持ってやってみたいことを、小学3年生にはふさわしくないからダメ!とやめさせることも正しいことではないように思います。
子供が興味のあるものを進んでやってみてほしいと思う反面、それはやってほしくない。そういうのって本に限らず結構ありますよね。
小説に限らず、マンガやゲーム、動画とか、後々にそれがその子に人生にどう役立っていくかわからない分、大人は悩むものだと感じます。
これからどうなる?予想してみる
実は、現時点で読み進めているところで誰が買ったか、どうしてその人は買えたかは判明しています。
ただ、なぜ買ったか?についてはまだわかっていません。
今回は、なぜ買ったか?について予想を立ててみたいと思います。
ここまでの話を振り返ってみると、読書感想絡みだと思うんですよね。
読書感想文を『獄門島』で書いてみたいと思う子がもう一人いたと予想してみます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
ここまでの読書記録