本を訪ねる

読書は自分を知る旅

私はどんなひと?

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 誰かから見た私、私から見た私

 「私は○○である」

 ○○に当てはまる内容を

 見つけ出している人は

 どのくらいいるのでしょうか?

 

 今回は本来の自分というものについて

 考えた読書でした。

今回の読書

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Heartfulness

(ハートフルネス)

ティーヴン・マーフィ重松(しげまつ)【著】

島田 啓介(しまだ けいすけ)【訳】

歩くヒントになるコトノハ

 私たち多くにとってハートフルな生き方とは、理想と現実のバランスを図り、明らかに対立するような真実の両極を心に置きながらも穏やかに暮らすことなのです。

 現実にはそのふたつの世界の間に生きるのが私たちです。ハートフルネスの道を歩み続けるためには、持続的な努力と日々の実践が欠かせません。理想に向かっていくと同時に、今の自分とその立場を誠実に受け入れることも必要です。

本当の自分とはなんだろう

 自分から見た自分

 誰かから見た自分

 理想の姿の自分

 求めらている自分

 

 人には様々な自分像があります。

 

 自分から見たといっても

 10代

 20代

 30代と

 その時々でも自分というものは

 同じ自分像ではないはずです。

 

 誰かから見た自分像も

 両親や

 兄弟、姉妹

 友人や

 先生、職場の上司など

 1人1人から見た

 『あなた』というものも

 人によっては違うでしょう。

 

 家族の中にいる自分

 社会に出ている自分

 

 家族でも

 子どもといるとき

 パートナーといるとき

 両親といるとき

 

 会社でも

 同僚といるとき

 先輩、後輩といるとき

 上司といるとき

 

 大きくは違うと感じなくても

 細部はきっと違う自分でいるはずです。

 

 子に対しては

 親であろうとするだろうし

 パートナーには

 パートナーであろうとする。

 親の前ではいくつになっても

 子どもの面がのぞくでしょう。

 

 友人には友人として共に過ごし

 後輩の前では先輩として振る舞い

 同僚には同僚として付き合い

 上司には部下として向き合う。

 

 子どもから見た『あなた』と

 上司から見た『あなた』は

 きっと違う。

 

 本当の自分とは何だろうか?

 きっとどれも本当の自分なのでしょう。

 

 沢山の自分を使い分けるとき

 人は、本当の自分というものが

 わからなくなることが

 時としてあるはずです。

 

 それも相手の思う『あなた』を

 生きることになれば

 より自分の在り方は

 複雑になってしまいます。

 

 そうなると自分の気持ちに

 より気づきにくくなると考えられます。

 

 日々、自分がどう在りたいか

 自分の在り方を考え

 その在り方を実践する。

 

 そうすることで

 本当の自分の姿が

 浮き彫りになってくるのだと

 今回の読書では感じました。

 

 最後まで読んでいただき

 ありがとうございました。

 

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