本を訪ねる

読書は自分を知る旅

勝つリスク負けないメリット

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 負けないことが勝つことより大事

 物事の勝ち負けについて

 『勝つ』とはどういうことで

 『負ける』とはどういうことでしょうか。

 

 今回は

 『勝つこと』と

 『負けないこと』の

 違いについて学んだ読書でした。

本日の読書

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Think clearly

(シンク・クリアリー)

ロルフ・ドベリ【著】

安原 実津(やすはら みつ)【訳】

歩くヒントになるコトノハ

 本書のテーマに沿っていえば、何がよい人生を保証するかを言い表すことはできないが、よい人生の妨げになるものなら特定できるということになる。

なにをもってして勝ちか?

 『勝つ』ことや

 『負ける』ということは

 『結果』を出すこと。

 

 ただ、『結果』を出したところで

 次がある。

 

 ひとつの『結果』は

 長い長い目標の

 『過程』に過ぎないと思う。

 

 真の『結果』があるとすれば

 人生が幕を閉じる時ではないだろうか。

 

 その間の『勝ち』や『負け』は

 つまるところ

 『勝っている』『負けている』という

 まだ『過程』にすぎない。

 

 『勝っている』ということは

 『負けている』相手がいるということ

 

 『勝っている』ということは

 『負ける』ことに不安や緊張感を

 持って過ごすということ

 

 『勝つ』というこは

 不安や緊張感や期待に

 プレッシャーを感じるリスクを

 背負うことになると考えられます。

 

 本書では『負けない』ことが

 『勝つ』ことよりも大切とあります。

 

 『勝つ』でもなく『負け』でもなく

 『負けない』。

 

 勝負を避けて

 共存、共生できる方法を探る。

 

 『勝つ』ことには

 『負け』というリスクが

 必ずセットになります。

 

 最初から共存関係なら

 そこには勝敗はありません。

 

 敵味方ではなく

 仲間になる。

 

 『負けない』方法で

 『勝つ』までの

 恐怖心や

 『勝つ』ことで『負け』に

 転じる不安に

 駆られることはありません。

 

 『勝つ』ということには

 誰かとの勝負以外にも

 自分自身との勝負というものも

 存在すると思います。

 

 自分の中にある

 ストレスに勝つために

 暴飲暴食をする。

 大量のアルコールを摂取する。

 散財で気分を紛らわす。

 などです。

 

 自分との勝負なので

 勝っても負けても

 痛みを伴います。

 

 そういったときでも

 『勝ち』『負け』ではなく

 『負けない』を心がけてみる。

 

 『負けない』こと

 この場合は

 ストレスの原因を

 断つことはできないか

 方法を探ってみること

 でしょうか。

 

 『ストレス』と勝負するのではなく

 『ストレス』と勝負をしない方法を作る。

 

 『負けない』方法が

 長い目標をよい方向へ導くヒントになる。

 

 『勝つ』ことにこだわらず

 『勝負』をしない方法を探る。

 『負けない』ことが大切。

 

 『負けない』を意識して

 日々を過ごしたいと

 今回の読書では思いました。

 

 最後まで読んでいただき

 ありがとうございました。 

 

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