本を訪ねる

読書は自分を知る旅

どんなに遠く感じても、夢中で歩こう。

考えるより、1歩を踏み出すところから始まる。

 こんにちは、ライクです。

 今回の読書感想はこちら。↓

歩き続ければ、大丈夫。 アフリカで25万人の生活を変えた日本人起業家からの [ 佐藤芳之 ]

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歩き続ければ、大丈夫。【電子書籍】[ 佐藤芳之 ]

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 歩き続ければ、大丈夫。

 アフリカで25万人の生活を変えた日本人起業家からの手紙

 【著】佐藤 芳之(さとう よしゆき)

本書著者紹介より…

 佐藤芳之さんは、ケニア・ナッツ・カンパニー創業者、オーガニック・ソリューションズ代表取締役社長です。

 アフリカ独立運動の父、クワメ・エンクルマに憧れて日本人初の留学生としてガーナ大学で学び、修了後はケニア東レ・ミルズに現地職員として入社します。

 31歳で退職し妻子を連れて日本に一時帰国。

 「やっぱり、アフリカで何かやりたい」と決意し、32歳で単身ケニアに戻ります。

 数々の小規模なビジネスを立ち上げ、そのなかの1つケニア・ナッツカンパニーを、世界5大マカダミアナッツ・カンパニーに成長させます。

 2008年に同社をケニア人パートナーにタダ同然で譲渡します。

 その後、微生物を活用した公衆衛生・肥料事業をケニアルワンダで展開。

 日本など、世界各地にあるビジネス拠点を飛び回る日々を送っています。

遥か遠くに来ようとも…初めはいつだってゼロからのスタート。

 本書は、佐藤芳之さんが、アフリカで起業したことなどから得た経験をもとに、佐藤さんの大切にしている生き方や価値観などを紹介しています。

 起業するにあたりゼロからのスタートであった佐藤さんですが、やりたいことを夢中にやっている内に、気が付けば企業した会社が、世界5大マカダミアナッツ・カンパニーにまでなっていたそうです。

 佐藤さんは、やりたいことがあるなら、フット・ファーストを合言葉に考える前に、まずは行動しようと言います。

 考えてから行動するヘッド・ファーストでは、なにかをするために考えているのに、考えた結果、足がすくんで動けなくなることがあるからだそうです。

途方もないことは、人それぞれ。

 本書は図書館で借りたのですが、最初はタイトルを見てこう思いました。

 「アフリカで25万人の生活を変えた日本起業家…、自分とは比べ物にならないくらい凄い人の考え方って、読んで共感できたり、参考になるのだろうか?」と…。

 しかし、表紙裏をめくってみて見えた文章を読んで、借りることに決めました。

 そこには、こう書かれていました。

 “人生に無限の可能性なんてないのだけれど、最初の一歩を踏み出せば、今は想像もつかないほど遠くまで行けるかもしれない。”

 仮に本書を読んで、凄い価値観や考え方で、自分のような凡人が参考にできない手法でもそれを“知る”ことは第一歩になって、これをきっかけに何か変わるかもと思い本書を選びました。(この時点でヘッド・ファーストですね。)

 読んでみた結果、とても分かりやすく、参考にできることもいっぱいありました。

 そして、書かれていることはいたってシンプルです。

 難しく感じる、途方もなく感じる事だからこそ、シンプルな行動と考え方は、フット・ファーストにつながって、気が付くと途方もない場所まで到達しているなんてことになるのかもしれません。

 人それぞれで、途方もなく感じるスケールって違うと思いますが、どのような地点からでも出来ることは、シンプルに1つだとわかりました。

 始めること、歩き続けることです。

 

 立ちすくんでいると感じたら、1歩前に足を踏み出してみよう。

 あきらめる前に、もう1歩、もう1歩と歩き続けて…

 振り向けば、始まりは遥か遠く。

 

 最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 本読みで、読み続けて1歩、1歩…知識の遥か彼方へ!

 ※この本は図書館で借りました。最寄りの図書館にあるかもしれません。