本を訪ねる

読書は自分を知る旅

MINDSET 読書感想 総集編

MINDSET 読書感想 総集編

 これまで書いてきた『MINDSET』の読書感想まとめ。

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MINDSET(マインドセット

キャロル・S・ドゥエック【著】

今西 康子(いまにし やすこ)【訳】

 本書はマインドセット(心の在り方)をテーマにした本です。硬直マインドセットとしなやかマインドセットの二つの心の在り方が、人生においてどのように影響するかが書かれています。硬直マインドセットは、能力は変わらないという前提のもと生きる人。しなやかマインドセットは能力はどこまでも伸びていけるという価値観を持って生きている人。才能や能力といったことに向き合うときに読みたい本です。

もくじ

第1章『マインドセットとは何か』

 

raikuhon.hatenablog.com

 第2章『マインドセットでここまで違う』

 

raikuhon.hatenablog.com

 第3章『能力と実績のウソホント』

 

raikuhon.hatenablog.com

 第4章『スポーツ チャンピオンのマインドセット

 

raikuhon.hatenablog.com

 第5章『ビジネス マインドセットとリーダーシップ』

 

raikuhon.hatenablog.com

 第6章『つきあい 対人関係のマインドセット

 

raikuhon.hatenablog.com

 第7章『教育 マインドセットを培う』

 

raikuhon.hatenablog.com

 第8章『マインドセットをしなやかにしよう』

 

raikuhon.hatenablog.com

 

ゴールの先はどんな景色か

ゴールの先を見るかこれまでの道のりを見るか

 目標を達成したとき

 結論を出したとき

 これが正しいと感じたとき

 そこで道は終わりなのか?

 

 今回の読書で感じたことは

 ゴールにたどり着くことで

 成長は終わらないということです。

本日の読書

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MINDSET(マインドセット

キャロル・S・ドゥエック【著】

今西 康子【訳】

歩くヒントになるコトノハ

 硬直マインドセットにしがみついているのには、たいていそれなりの理由がある。人生のある時点までは、それが良い意味での目標になっていたのだ。自分はどんな人間か、どんな人間になりたいか(頭の良い子とか、才能豊かな子とか)、どうすればそうなれるか(良い成績を取るなど)を示してくれていた。そして、その通りにすることで自尊心が満たされ、人からの愛情や尊敬が得られていたのである。

ゴールの先を自由に歩こう

 目覚めてから寝るまでを

 1日のスタートとゴールとするなら

 日々の連続は

 ゴールの連続とも

 言えるのではないでしょうか。

 

 1日の中にも

 日々にはこまごまとした

 スタートとゴールがある。

 

 1日以外にも

 週や月や年といった期間。

 長さは違えど

 スタートしてゴールする。

 

 何年目の誕生日。

 何度目の夏休み。

 何度目のクリスマス。

 何度目の付き合った記念。

 何周年目の結婚記念日。

 何度目の春夏秋冬。

 

 何度もスタートしゴールをしていると。

 繰り返すたびに

 新鮮さや鮮明さというのが

 色あせてくるように感じる。

 

 何度も何度も経験するたびに

 ある程度予測をしてしまうから。

 

 いつぞやの感動や達成感に

 あの時ほどの感動や達成感を感じない。

 

 感動や達成感にまた出会いたいのであれば

 新たなスタートをきって

 新たなゴールを目指すことが必要。

 

 日々に新鮮さを感じるには

 いまの自分がゴールに立っていて

 同時に次のスタート地点へ

 立っていることに

 気がつくことなんだと思いました。

 

 またゴールというのは

 必ずしも自分の思う

 場所ではないことも

 あると思います。

 

 日々の繰り返しが

 理想のゴールで無いとしたら

 いまのゴールが

 じつは新たなスタート地点に

 なっていることに気が付いて

 これまでと違う方向へ

 スタートをきることが大切。

 

 子どもから大人になったら

 ゴールではない。

 成長もそこで終わりではない。

 大人になったら親になるかもしれない。

 親というゴールに着くまでにどんな

 大人として成長ができるか。

 もちろん親になればゴールでもない。

 孫ができるかもしれないのだ。

 

 人はいつまでも

 ゴールに立ち止まることはできない。

 いつでも次の旅をスタートしている。

 

 後ろの風景にほんの少し

 思いを馳せたら

 新しい旅に出よう。

 

 成長の旅はどこまでもつづく。

 

 最後まで読んでいただき

 ありがとうございました。

 皆様の旅路が

 よい旅路でありますように。

ほめ言葉や批判には希望を添えて

 褒めること批判することどちらも希望を添える

 批判=否定のように感じてしまいます。

 ほめて育てるなんて言葉があります。

 ほめることで自己肯定感を

 育てるということでしょう。

 

 ダメ出しをすること

 批判をすることは

 本当によくないことなのか?

 ほめて育てることは本当に良いのか?

 

 今回の読書では

 ほめる、ダメ出しする。

 どちらにも欠けてはいけないことが

 あることがわかりました。

本日の読書

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MINDSET(マインドセット

キャロル・S・ドゥエック【著】

今西 康子(いまにし やすこ)【訳】

歩くヒントになるコトノハ

 エリザベスの父親は、娘に本当のことを告げただけでなく、失敗から何を学ぶべきか、将来成功を勝ち取るには何をしなくてはならないか、ということも教えたのである。気落ちしている娘を深く思いやりながらも、まやかしのほめ言葉で慰めたりはしなかった。そんなことをしても将来の失望を招くだけだからである。

希望ある声かけが必要

 ほめ言葉もダメ出しも

 希望があることが大切。

 

 ほめ言葉というと

 どんな言葉にも希望が

 あるように思えます。

 

 しかし…

 「頭が良い」

 「才能がある」

 「成績をほめる」

 以上のようなほめ言葉は

 結果や持って生まれたものを

 ほめているため

 それ以上の成長を

 見いだしにくく感じます。

 

 資質や結果を

 ほめられることが多ければ

 資質や結果以上のことへ

 挑戦することに

 プレッシャーを感じたり

 挑戦すらしなくなる。

 

 「努力」

 「挑戦」

 「取り組み方」

 などに目を向けてほめる。

 

 「努力」も「挑戦」も

 「取り組み方」も

 試行錯誤することで

 よりよくなる可能性を秘めています。

 成長へとつながる。

 次に希望が持てるのです。

 

 ほめて育てる。

 それには

 希望を持てる言葉が必要だと感じました。

 

 そしてなんでもほめることも違うと

 本書を読んで気が付きました。

 

 ときには批判も成長に必要。

 ほめるときと同様で

 批判にも希望を添える。

 

 本書では『建設的批判』と

 書かれています。

 

 やはり

 「素質」

 「人格」

 「結果」など

 性質的なものや

 変えられないことを

 批判するのでは先がなく

 絶望的に感じてしまいます。

 

 「未熟さ」

 「至らなさ」

 「取り組み方」など

 これから積み重ねで

 成長が可能なことに目を向け

 批判(ダメ出し)をする。

 しっかり思いやっての言葉なら

 希望を見いだしてくれるはずです。

 

 偽りの励ましよりも

 思いやりのある批判をする。

 批判に対して価値観の変わる発見でした。

 

 失敗を励まそうとしたときに

 なんとか励ましの言葉を

 ひねり出そうと

 ぎこちない言葉になってしまうことが

 どうしてもあります。

 ぎこちない励ましからは

 何が感じ取れるでしょうか。

 

 きっと心からの

 励ましではないということです。

 

 これからは

 しっかり希望を添えて

 そして勇気をもって

 批判をしていけたらと思います。

 

 本書には批判に対して

 『役に立たないと思いながら

 批判する親などいない』とあります。

 

 それは親以外も

 そうかもしれません。

 

 案外、受けた批判の中には

 伝え方が拙かっただけで

 否定的な批判ではなかったものも

 あるのかもしれません。

 

 ほめ言葉や批判には

 愛と希望を添えよう。

 

 最後まで読んでいただき

 ありがとうございました。

最先端研究で導きだされた「考えすぎない」人の考え方 読書感想 総集編

最先端研究で導きだされた「考えすぎない」人の考え方 読書感想 総集編

 これまで書いてきた『最先端研究で導きだされた「考えすぎない」人の考え方』の読書感想まとめ。

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最先端研究で導きだされた「考えすぎない」人の考え方

堀田 秀吾(ほった しゅうご)【著】

 本書は、考えすぎないで行動を最適化する45個の方法が紹介されています。考えすぎると様々なデメリットがあると本書では語られています。考えすぎて迷ってしまい決断ができない。一歩を踏み出せない。思い悩んでしまうなど。考えすぎてしまって不安を抱いてしまう人にお勧めの本です。また本書は1つ1つの方法が簡潔に解説されていて、とても読みやすいです。普段、忙しい人にも読みやすい本です。

もくじ

CHAPTER1『考えすぎる理由・考えすぎない方法』

 

raikuhon.hatenablog.com

 CHAPTER2『行動を最適化する』

 

raikuhon.hatenablog.com

 CHAPTER3『不安から「冷静」へ』

 

raikuhon.hatenablog.com

 CHAPTER4『最高に集中する』

 

raikuhon.hatenablog.com

 CHAPTER5『態度だけはポジティブであるべき理由』

 

raikuhon.hatenablog.com

 CHAPTER6『脳、体、心のつながり』

 

raikuhon.hatenablog.com

 CHAPTER7『リセット&GO!』

 

raikuhon.hatenablog.com

 

眠ってリセット!

スッキリやるかグッタリやるか

 ついつい夜更かしをしてしまう時って

 どんな時でしょうか?

 

 今回の読書は

 やっぱり睡眠は大事だなと

 改めて思うことのできる

 読書でした。

本日の読書

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最先端研究で導きだされた「考えすぎない」人の考え方

堀田 秀吾(ほった しゅうご)【著】

歩くヒントになるコトノハ

 「よく考える」ためには「よく休む」ことも重要なのです。

きっと明日はやってくる

 きちんと睡眠をとると

 脳内のストレス物質を

 綺麗に取り除くことができると

 本書に書かれています。

 

 夜に就寝するときに

 なんか寝るのがもったいない。

 そんな気持ちになることがあります。

 

 そして

 動画を観てみたり

 ゲームをすこしやってみたり。

 

 気が付けば

 深夜になっている。

 日付をまたいでいる。

 

 「もう寝ないと」

 と深夜まで起きてしまった

 罪悪感をほんの少し持ちながら

 眠りにつく。

 

 日が昇り

 眠気とカラダのだるさを

 感じながら起床する。

 

 深夜まで起きていたので

 体がダルい

 頭はスッキリしない。

 休日なら2度寝をする。

 

 頭がボーっとしながら時間が過ぎる。

 気が付けば夕暮れ。

 

 一日が終わろうとしている。

 「今日は体がだるくて

 思ったほどやりたいことができていない」

 このまま1日が終わるのが惜しい。

 

 ちょっと

 すぐに寝るのはもったいない。

 動画でもみるか。

 

 そして深夜…

 

 こうしたサイクルが続くと

 本当にやりたいことが

 出来なくなってしまう。

 

 やりたいことは1つだけ

 そんな人は少ないと考えます。

 

 1日にすべてのやりたいことを

 出来ることは

 あまりないのではないでしょうか。

 

 そうすると寝る前に

 出来なかったものの代わりに

 何かをやりたくなる。

 

 そんなにやりたいわけでもないのに

 深夜まで動画やゲームをやって

 なんとなく達成感を得て眠りにつく。

 

 本調子ではないまま

 翌日を過ごす。

 

 このサイクルが良いかといえば

 良くはないはずです。

 

 動画もゲームも

 深夜にやっていると

 ウトウトして

 結局、ちゃんと楽しめていないはずです。

 

 寝る前には

 ちょっと寝るのがもったいないと

 思ってしまう。

 

 そんな時は

 明日、しっかり楽しむために

 今日は何も考えずもう寝る!と

 思い切って

 割り切って

 寝ることが大切だと感じました。 

 

 今日の振り返りに

 わずかな力を使うか…

 

 明日を良い日にするために

 しっかり睡眠をとるか…

 

 明日のために

 「よく休む」ことを

 心がけたいと思いました。

 

 最後まで読んでいただき

 ありがとうございました。

 

最先端研究で導きだされた「考えすぎない」人の考え方 [ 堀田 秀吾 ]

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